30年ほど生きてきて、ゆかぴょん、初めて財布を拾う。
新幹線のトイレなので、ぽっぽナイナイしても「おっと、泥棒発見!!」とか、「おい、30万入れてたのに10万しかねーぞ、ゴルァ!!」といったトラップリスクはほぼないはず。
IQは高いけどカルマ値は低い脳内軍師が『「天の与うるを取らざれば反って其の咎めを受く」と申します。ここはポッポないないすべきかと…』と囁く。
だが、しかーし!!
この年の瀬に現金・免許証・クレカ諸々が詰まった財布を落とした人のショックや如何ばかりか。
このゆかぴょん、 「粗にして野だが卑ではない!!」
3秒ほど迷うも
と脳内軍師を一喝!
即刻、乗務員に届け出でる。
しかし、この乗務員、「ああ~、はいはい」という感じで受け取って終了。
拾った人が誰なのかすら確認せず。
その後、車内放送で呼び出していたけど、そんな対応でいいんかい?
お札の存在は見たものの、いくら入っていたかは確認してないんだけど、そういうのってその場で拾った人と乗務員で確認するもんじゃないの?
(乗務員がポッポナイナイしたってわからんやん?)
ゆかぴょんは2割御礼してくれるのまでは拒むつもりはないのだが?
うーむ、シャイなゆかぴょんは言い出せなかったんだけど、これが『権利の上に眠るもの』か…。
まあ、持ち主の平成3年生まれのS氏がこれでよい年を越せると思えば、めでたし、めでたし、なのかなあ…。
俯仰天地に愧じず、清き赤き心を維持できねば、何のかんばせあって墓参りや初詣が出来ようや。
これで良かったのだ、と未練を断ち切る。
神様、仏様、次回は(ああ、これは警察に届け出ずにポッポナイナイしてゆかぴょんが費消…、もとい、浄化していいお金だな)とわかるように、暴対法対象団体とか反日工作機関の資金を竹藪に段ボール一杯とかゴミ捨て場にボストンバッグ一杯とかの形で下賜されますように、と願うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。