ちょっくら京都に行ってきました。
思いつきで高速バスを検索、残り1席2600円!を(何これ安い)とジャンピングキャッチ。
都内ターミナルを21:30出発→京都駅7:30着の10時間トリップ。
1列4席シートでしたが、隣が空いているので余裕でした。
しかし、アレですな、「銭はあるのに高速バスに乗るんですね」との指摘がありましたが、確かに「あっと言ったがこの世の別れ」になったら悔やんでも悔やみきれませんな。
高速バスの方が新幹線、飛行機よりも死亡事故の確率は高いでしょうし、「あっ!」とヒューマンエラーが起きうることが容易に想像できますからね。
その時は『木口小平は死んでも財布を開きませんでした』と葬式で言われちゃうことになるんでしょうねえ…。
で、京都に到着後、京都駅地下つくもうどんのモーニングうどん380円を食す。
初任給40万円とか大卒1年目で年収20万ドル超の外国人観光客からしたら、笑っちゃうほど安いんでしょうな。
こういうのを見ると、磯丸水産で600-1000円レベルの海鮮丼を1500-3000円で売って外貨を稼いでいる築地場外のボッタクリ店を応援したくなるというものです。
まずは京都地下鉄1日パス600円を購入。
京都御所で降りて散策。
広くはありますが、一国の君主の御座所としては質素そのものでしょう。
支那、印度、ペルシャ、トルコ、ロシア、ハプスブルク家、おフランス、エゲレス…
比較するのもバカバカしくなるぐらい。
天皇制ガーと喚く左巻きにはそれが見えないんだよなぁ…、朝日新聞や雁屋哲が早く滅びますようにと念じておくw
続いて丸太町から烏丸御池で乗り換えて二条城前へ。
(それ歩いていけるじゃん、てか、御所一周する方が歩くじゃん)と突っ込む向きもあろうが、せっかく1日パスを購入したのだから勿体ないではないですか。
(オー、ニジョウキャッスル!)と外人が話していたけど、(いやいや、お前、ぜってー大して知らねーだろ)と心の中で突っ込む。
まあ、アレが大学教授で実はゆかぴょんより日本史や日本文化に詳しい可能性もゼロではないけど…。
外人さんといっしょに(ほえー)と二条城を見学。
その後、周囲を一周したのですが、北側の散策路内に『ほら貝演奏禁止』との注意書きあり。
(じゃあ、散策路外ならほら貝演奏OKなのかよw)と心の中で突っ込む。
で、少し東側から南下を開始。
(油小路のブラコウジ…、節子、それ油小路ちゃう、藪ら柑子や)とセルフボケ、セルフ突っ込み。
適当に歩いていると肉食堂なるお店を発見。
『ブタゴリラ飯』なるキテレツ大百科リスペクトなメニューを注文。美味し。
そこから歩いて壬生寺へ。
新選組ゆかりの寺ですが、青蓮院門跡とか清水寺とか夜間ライトアップしてるじゃないですか。
ここは差別化戦略で『心霊スポット』で売ったらどうでっしゃろ、とゆかぴょんは思うのです。
一.士道ニ背キマジキ事
一.局ヲ脱スルヲ許サズ
一.勝手ニ金策イタスベカラズ
一.勝手ニ訴訟取リ扱ウベカラズ
一.私ノ闘争ヲ許サズ
右条々相背キ候者 切腹申シツクベク候也
じゃんじゃんばりばり、切腹!切腹!とにかく切腹!
引越しおばさんもビックリですよ。
成敗した浪人よりも、内部統制で粛清した隊士の方が多いと言われるぐらいなんだから、確実に心霊スポットのはずですよね?
大島てるのサイトで炎が燃え盛っていてもおかしくないはずなのですが…。
そこから四条まで歩いて戻る。
目の前に阪急電車があろうとも、地下鉄1日パスを購入したからにはそれしか使わないアスペルガーゆかぴょんなのだ。
あと300円だして、市バスも乗れるようにしとけば良かったかな…。
でも、市バスってよくわからんのですよ。
乗り継いで三条駅へ。
東海道の西の基点、三条大橋の西側に弥次喜多像、東側に高山彦九郎の皇居望拝像(通称、土下座像)。
高山彦九郎は寛政の三奇人に数えられた上州出身の尊王家。
江戸時代にポケモンGOがあったら、伊能忠敬とその一党の次くらいにポケモンを集められたであろう逸材。
ガチで日本全国を歩き回り、様々な人士と交流しているのである。
ゆかぴょんも日田の広瀬淡窓・咸宜園跡で門弟一覧(だったかな?うろ覚えw)の中に高山彦九郎があったのを見た記憶あり。
京都を歩き回ると、脳内の雷電と富樫・虎丸が
(ぬぅ、アレは世に聞く土下座像!)
(知っているのか、雷電!)
などと始めるのが面白い。
そして(これを民明書房刊みたいにするには…)と思索するのもまた楽し。
さて、さすがにバスで眠れないまま、30時間以上寝ずに動き回って疲れてきたので、そこから近くのカプセルホテルへフェード…、もとい、チェックイン。
(続く)