竹田恒泰曰く

「父方を遡(さかのぼ)れば、必ず天皇にたどり着くという男系継承は1ミリも妥協してはならない。仮に、男系の血筋を引かない人が天皇になれば、『天皇の血統原理』が失われる。そのような天皇を、果たして天皇と呼んでいいのかという疑問も出てくる。もし、『女系天皇』なるものが成立したら、『天皇の正統性』が揺らぐ。『女性天皇』も認めてしまえば、『女系天皇』への道が開かれる。二度と戻すことはできない」と指摘する。

 

自民党内では、皇統の断絶を危ぶむ有志が、今の皇位継承順位を守ったうえで、旧宮家の男子を皇族に復帰させる案や、現皇族の養子になる案などの検討に入っている。

 「女性・女系天皇」論者に、皇室の断絶をひそかに狙う勢力の存在を指摘する声もある。

 

竹田氏は「『皇室を思っている』フリをしながら、一部野党やメディアの人々が『女性・女系天皇』論を持ち出して語っているのは、実に滑稽だ。耳に聞こえはいいが、皇室をなきものにしようとする危険な企てだ。私の『男系継承』の考えに反論できる人は1人としていない。反論できるなら、してほしい」と語っている。

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ゆかぴょんは、大原則は男系継承であり、止むを得ない非常時には女性天皇もあり、女系天皇はありえない、という立場です。

 

過去の女性天皇は8人10代ですが、全て男系祖先に天皇を持つ男系女性天皇であり、全員独身(未亡人か未婚)で即位し、譲位以後も独身を通しています。

 

女性天皇を認めた場合、その配偶者はどのような立場、待遇となるのか?(結婚を認めないのか?)

結婚を認めた場合、その子供はどのような立場、待遇となるのか?

なし崩し的に女系天皇に繋がるであろう、という可能性が高いので、竹田氏の前段部分には同意します。

 

しかし、何で、「私の『男系継承』の考えに反論できる人は1人としていない。反論できるなら、してほしい」みたいなあからさまな嘘を吐くんですかね?

 

このブログで小林よしのりは時々批判していますが、本件についてはよしりんがシンプルな反論してますやん。

①いるのか?

次代の男系男子が悠仁様お一人というのは余りに危うい。

旧宮家の男系男子を皇族復帰(または養子に)されるというが、存在するのか?

②納得するのか?

戦後から74年経過し、民間人として生活してきた人を連れてきて、それで国民が納得するのか?

③続くのか?

側室制度がない、一夫一妻制度で男系継承が続けられるのか?

 

①は、いい加減にしないといるいる詐欺と言われても仕方ないやろ。

②は、どんな方か次第としか。

③は、宮家増やせよ。

 

それにしても、国体護持、本土決戦を叫んでいたぐらいなのに、皇統維持は考えてなかったんかい!

戦後、臣籍降下した男系男子を門跡寺院に入れて皇統を維持しておくぐらいは誰でも思いつくだろうに、米国やアカが妨害して出来なかったのけ?

 

(そうなったら大変なのはわかるんだけど)霞会館も皇室への嫁入りからは逃げ回るし、この国にはノブレスオブリージュはないんかい。

ホンマに国と魚は頭から腐っていくもんじゃのう、と思うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。