ドリンクのボトルや缶を補充するルートドライバーで組織する自販機産業ユニオンが、きょう、残業代の支払いと過酷な勤務の改善を会社側に申し入れた。会社は首都圏に自販機1万3千台を持つA社。
あまりに酷い勤務実態だ。あるルートドライバーの場合、朝5時に出勤して、勤務が終わるのは夜10時。残業時間は月150時間を超える。
彼の給与は月額28万5千円(基本給17万円+固定残業代11万5千円)。
A社の定める固定残業は月96時間。過労死ラインの月80時間をゆうに超える。この数字に驚いてはいけない。実際の残業時間は150時間を超えていたのだ。
==(以上、引用終わり)==
厚労省の定める過労死ラインが月80時間が3ケ月連続すること、らしいです。
(厚労省自身がその基準を余裕で超過するブラック労働環境でっしゃろ、という突っ込みはさておき)、固定残業代が月96時間分というのは良心的と言えるのか、労基上等の遵法精神皆無のブラック企業体質なのか、まあその両方なんでしょうなw
ゆかぴょんの同期が入社半年で退職→伊藤園に転職していき、風の噂でルート営業してると聞きましたが、続いているのかなあ…。
ゆかぴょんは愛社精神、社畜根性に乏しいですが、総合職なら早ければ30台半ば、遅くとも8割くらいは30台後半で年収1000万超の会社ですから、世間一般の基準では「それを捨てるなんてとんでもない!」
(ちな、ゆかぴょんは一般職なのでどこまでいっても年収の上限は約500万円まで、例外的に出世しても約600~700万円ぐらいのはずです)
だが、しかし…。
昨年4月に営業に配置転換、スクウェア風にいうところの再配置されてから「会議室では毎日こんな下らないことをしているのか!」と吃驚、呆れ、諦観、解脱(or脱北)という感じ。
日本企業はどこも似たようなもんですよ、という気もしますが、C級サラリーマン講座のギャグを思い出す。
「先輩、こんな毎日でいいんですかね…」
「馬鹿野郎、努力だよ、努力するんだよ」
「いや、頑張ってはいるんですが…」
「違う、そうじゃなくて、そういうこと考えないように努力するんだよ」
社畜の道もまた奥が深いw
身の振り方を考えないといかんなあ…と思うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。