池袋プリウス暴走10人殺傷事件の元官僚(87歳)が、逮捕もされず、無職なのに「さん」付け、肩書は元院長で報道されていることに「さすが上級国民、庶民には出来ないことをあっさりやってのける!そこに痺れる、憧れるゥ!」とネット炎上。
交通事故ですからね、明日は我が身、自身や身内がそうなるかもしれませんし、主張しているようにプリウスに問題があったという可能性もゼロではありません。
しかし、赤信号無視して10人跳ねて、うち2人は死亡。
これで逮捕されない理由がわかりません。
「過失を認め、証拠隠滅も逃亡の恐れもない」と判断されれば逮捕されないケースもあるそうですが、「(ワシは悪くない)プリウスが暴走した」と主張しているわけだから過失は認めてないですよね?
庶民がそう主張したら、「ハイ、ハイ、ワロス、ワロス、とりあえず署にお泊りして話を聞かせてもらいましょう」となるはず。
警察・救急車に連絡する以前に息子に連絡。
・弁護士の手配
・自宅電話番号……変更
・フェイスブック……アカウント削除
・ツイッター……アカウント削除
・ストリートビュー……自宅にモザイク
・ウィキペディア……編集ページをロック
・経済産業省の勲章贈呈ページ……削除
こんなことしてるのに証拠隠滅の恐れがない?
(まあ、事故自体の証拠隠滅はないでしょうが、だったら、大部分の死亡事故もそうなんじゃないですか?)
死亡事故では「自責の念から自殺するのを防止するため、48時間程度拘束する」ことがあるらしいですが、【刑不上大夫(刑は大夫に上らず)】( もし刑に相当することを犯した場合には「役所へ出頭せよ」という命令が来て、それを受け取った者は自らを裁く、すなわち自殺しなければならないという暗黙の了解。士大夫には刑場で殺されるような不名誉なことは科せられないということ)」というわけでもないですよね?
また、警察が「被害者の感情を和らげるため、あえて逮捕することもある」そうですが、こういうケースにこそ必要なんじゃないですかね?
高齢で事故にあったので入院して体調が良くなってから取り調べる?
ご尤もですが、警察・救急車に連絡する以前に息子に連絡して弁護士その他の手配を依頼しているところから、体調には問題ないんじゃないんすか?
それにしても、村山富市が人身事故を起こした時に無職でも元・首相という肩書で報道されるのは当たり前かなと思うのですが、元官僚が定年退職後に無職になっても、「さん」付けされたり、かつての肩書に旧を付けて報道されるとは知りませんでしたw
また、グーグル検索の結果が凄い!
「飯塚幸三」でググルと事故に関係する情報は出てこない。
「飯塚幸三」の後にスペースを入れると、「飯塚幸三 池袋」「飯塚幸三 wiki」「飯塚幸三 事故」の3つのサジェスト表示がされ、前2者はわずか2頁、後者も2chのスレが1つ、2つ表示される程度。
一体、どうすればこんな芸当が出来るのか、いささか不思議です。
グーグルジャパンに弁護士が申し入れて、即日対応して該当するキーワードにヒットした情報は非表示にしている?
ハセカラ騒動の自称・ネットに強い尊師弁護士とは大違いな有能ぶりw
どういう権力があればそういうことが出来るのか、全く不思議です。
官僚のOB団体等に連絡すれば法務・総務・広報的機能があって、記者クラブ等を通じてマスコミに火消しに走るような構造があるんでしょうか?
グーグルにも忖度させることが出来るとは実に大したものです。
無職界の人達は「どういう人だったら無職なのに無職以外の肩書で報道されるのか?」について大いに議論すべきだな、と思ったゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。