セブンイレブン(高値・5133円・2019/1/7、安値・3662円・2019/4/19)
ローソン(高値・7120円・2019/1/7、安値・5050円・2019/4/19)が年初来安値を更新中。
ユニー・ファミマも(高値・3572円・2019/1/7、安値・2660円・2019/4/10)も似たような動き。
日経平均が高値だったというわけでもないのに何故か揃って1/7が年初来高値。
下落率はそれぞれ、▲28.66%、▲29.07%、▲25.53%とこれまた似た数値。
セブンイレブンの自殺した元オーナーの騒動、(ローソンもファミマも似たようなもんやろ…)ということなんでしょうか?
・24時間営業
・オーナーの個人資産・家族情報を全て報告させる
・ 「廃棄ロス」を営業費用(販売費) とすることで売れなくてもロイヤリティーが取れる仕組み
( 一般的な会計では「廃棄ロス」は「売上原価」に含むので粗利が減り、粗利に一定のチャージをかけた本部に払うロイヤリティは少なくなるはず)
・個人店の近くに本部直営店を出店させるドミナント戦略
・(傷害、火災、病気、死亡、所得補償などを網羅する)「セブン‐イレブン加盟店共済制度保険」に強制加盟させられ、オーナーが死のうが病気になろうが夜逃げしようが、損害賠償金はオーナーに払わないでセブンが受領する仕組み
これらのリスクをオーナー側に背負わせる優越的地位の乱用を正されるところまで行き着き、業績悪化予想を織り込んだところが底なのかな、と。
コンビニ業界は国内市場はほぼ飽和していると思いますが、海外はまだまだこれから。
店舗数(68,236店、うち国内20,904店・30.63%/海外47,332店・69.36%)
営業収益(国内コンビニ955,443百万/海外コンビニ2,821,053百万、1:2.95)
店舗数も営業収益もとうの昔に逆転済みなのである。
但し、営業利益では(国内コンビニ246,721百万/海外コンビニ92,266百万、2.67:1)と圧倒的に国内頼り。
これは設備投資が海外の方が大きいため。
おそらく、改善命令→業績悪化を織り込んむところまで待って買えば、緑肉マクドナルドみたいにいい投資になるんじゃないのかな、と予想するゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。