春2冠のアーモンドアイ(ルメール)が単勝1.2倍の圧倒的1人気。

何事もなければ勝って当然頓馬のトコロテン。

土曜の府中牝馬Sディアドラ(ルメール)1人気1着に続いて、土日重賞制覇。

 

しかしですな、今年で23回になる秋華賞、3ケ月以上休み明けのぶっつけで勝った馬は3頭のみ。

1996ファビラスラフィン(前走NHKマイルC14着)

2001テイエムオーシャン(前走オークス3着)

2006カワカミプリンセス(前走オークス1着)

 

予定の行動でもあるし、最近は外厩の進化である程度仕上がった状態で厩舎に戻して調整→出走が普通になってきているので常識は時代と共に変わるもの…なのかもしれませんが、単勝1.2倍の牝馬で鞍上ルメールに大金をブチ込む人の気持ちがゆかぴょんにはわかりません。

 

2016桜花賞 メジャーエンブレム(ルメール)、単勝1.5倍4着

2017桜花賞 ソウルスターリング(ルメール)、単勝1.4倍③着

2018オークス アーモンドアイ(ルメール)、単勝1.7倍①着

 

単勝1倍台でも3回に1回しか勝っていない。

過去は関係ないとか、強い馬は強いのよ、という理屈はわからないでもないにせよ、赤の他人が畜生に乗って2km先のゴールでコンマ数秒の後先を競うのに「2分で2割の利息!超オトク!」とは到底思えんのですよ。

 

平成に入ってから、3ケ月以上の休み明けでGIを勝った馬は、ゆかぴょん調べによると以下の11頭。

オグリキャップ(1990安田)1人気・140円

トウカイテイオー(1993有馬)4人気・940円

ファビラスラフィン(1996秋華賞)5人気・1880円

トロットスター(2001SS)4人気・810円

テイエムオーシャン(2001秋華賞)1人気・240円

シンボリクリスエス(2003秋天)1人気・270円

カワカミプリンセス(2006秋華賞)2人気・360円

メイショウサムソン(2007秋天)1人気・290円

ブエナビスタ(2010秋天)1人気・220円

レッドファルクス(2017SS)1人気・320円

キタサンブラック(2017秋天)1人気・310円

 

単勝1倍台で勝ったのはわずかに1頭。

 

メジロラモーヌがトライアル・本番を完全制覇して三冠達成と平仄を合わせるが如く、平成最後に生まれた牝馬三冠馬はトライアルに出走することなく三冠制覇する…のかなあ?

 

ゆかぴょんは、アーモンドアイを1着から外して少額で楽しむレースと割り切ります。