Twitterとモバイル決済サービス・SquareのCEOであるジャック・ドーシー氏が、The Timesの取材に対して「10年以内にBitcoin(ビットコイン)は世界で唯一の通貨になるだろう」という見解を明かしました。

Bitcoin will become the world’s single currency, tech chief says | Business | The Times

 

ゆかぴょんの予想は「それはないッス、むしろ、そのうちにバブル崩壊してピーク比▲90%以下、2000ドル以下になるんじゃないっすかね」です。

 

以下は、コインチェック社の事件以降、あれこれ調べたり考えたりしたゆかぴょんの現時点の結論。

・通貨の機能は交換・価値の尺度・貯蔵の3つ。

 

・このうち、価値の尺度は価格変動が激しすぎてBTCは×。

 

・貯蔵についても、資産の一部を投機的に運用するならともかく、大部分をBTCにしたらどこに保管するの?取引所に置くのは危険、PCやスマホに置いてもセルフGOXが恐ろしい、ペーパーウォレットやハードウォレットに保管するんですか?

今、銀行・証券口座に置いてある資産の大部分をPC・スマホ・USB・紙にして自分で保管しようなんてありえないでしょ。

 

・そして、仮想通貨には本質的に価値がなく、入金された額以上に出金することは不可能というのがゆかぴょんの見解。

ハードカレンシー(ドル、ユーロ、円、ポンド)に換金できなければ無意味。

 

しかし、理屈と膏薬は何にでも引っ付く。

ダメだ!という見解だけでなく、肯定的に考えた場合はアレコレ考えてもみる。

 

一時200万円を超えていたBTCも現在は90万円台。

仮想通貨を取引したことがあるのは、直近、米国でも8%、日本でも3~5%なんだとか。

だとすると、長期的にはともかく、再度火がつけばバブル化する可能性は否定できない。

 

それと、BTCは上限2100万BTCで既に1600万BTC以上採掘済み。

マイニングによる電力消費量、決済スピードの遅さから到底実用的とは思えない。

しかし、BTCではなく、国際送金を実験中のXRPならどうか?

ま、XRPが銀行に採用されると決定しているわけではないので、「銀行間送金のスピードとコストを劇的に削減できる仮想通貨が出現したら、それは買い!」なので、「先物買い、思惑買いでXRPはどうか?」と仮定。

これはありかもしれませぬ。

ただ、それもMUFJコインやJコインなんかと同じで、あくまで手段であって、法定通貨に連動するものかもしれません。

(suicaやiDって超便利やで。これからは日本円じゃなくて、suicaに変えて保有すべきや!というのはナンセンスでしょ?)

 

というわけで、現在のところ、ゆかぴょんはブロックチェーン技術の有用性や進化した仮想通貨の可能性は肯定しますが、BTCをはじめ今から仮想通貨に投資(投機)するのは大して妙味はないでしょう、と思ってます。

 

大体、どの仮想通貨にしても上位数%が数割保有してるんですから、現在のハードカレンシーが仮想通貨に置き換わったら、世界人口のほんのわずかの存在が数割保有することになるんですか?

そんなことありえないでしょう?

 

このブログがいつまで続くか、わかりませんが、10年後、生き延びて確かめたいぜ!と思うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。