コインチェック社が本日16時、3度目の会見を行いました。
・来週目途にNEMの補償(レートは当初の方針通り88円)
・来週目途に仮想通貨の一部サービスを順次再開
と、CC儲大勝利、メシウマ民惨敗の内容。
でも、なんかおかしくないですか?
・不正流出したNEMに対して@88円、約460億円を補償出来るぐらい儲かっていたのにセキュリティにかける金がなかったの?
・NEMの補償から先に行うのはどういうこと?
普通は、分別管理されているという建前のNEM以外の仮想通貨の出金から可能にするもんじゃないの?
・事業は継続するつもりです、金融庁の登録業者の認可が下りるよう継続して取り組み中ですというものの、金融庁に当然提出しているはずの財務諸表は公開しません。おかしくね?
・事件当日深夜の第一回会見は東証の会議室、二回目の会見はCC社の入っているビルのエントランスに急増した会場、三回目は場所は不明ながら結婚式の披露宴会場のような広い会場(ホテルの宴会場/会議室?)
二回目は時間はあったし、取材陣が相当集まるのはわかっていたんだから、場所を取ってしかるべきなのに何でそうしなかったの?
・口座数は170万口座、月間取扱高は9~12月がそれぞれ7千億円、1兆円、2.5兆円、3.8兆円と報告。
月次で当然集計してるだろうし、4半期決算もおそらくしているだろうから、「9-12月期の営業利益、純利益はいくらだったんですか?」と質問する記者が何故いない?バカなの?
それと、「2017年末、事件の発生した時点、2月末、本日現在、いつの時点でも結構ですが、その時点での顧客の日本円/仮想通貨お預かり残高はいくらだったんですか?」の質問が何故出来ないの?
2回目の会見には出なかった和田社長が今回は同席。
表情から見るに、緊張感はなし。
ということは、本当にNEMの補償もNEM以外の仮想通貨も顧客が受け取ることが出来る…のかな?
大塚取締役の表情に伺える苦労の後、そして、1ケ月以上も経過しても「検討中、今はまだお話できません、鋭意努力しているところ…」と相変わらずの中身のなさ。
「顧客の資産は分別管理しています」と言い切った以上、「出来ませんでした」はもはやありえないでしょう。
まさか、また「ハッキングされて流出しちゃいました、テヘペロ」はないでしょうしね。
さて、
・SBI証券北尾社長の「設立して数年の会社が500億円、ポンと補償しますなんて出来るわけがない。出来たとしたら税務署が黙っていない」
・ゼンカもんの「補償出来ると思いますよ、だって、凄く儲かってたはずですし」
果たして、どちらが正しいのか?
ゆかぴょんは、あの間抜け面の和田社長が数百億円補償出来るほど儲けていたとは思えない。
それに、補償=数百億円の利益というか資産喪失に対して後悔や吝嗇といった感情(勘定)が普通は生じるはずだけど、それが無いように見える。これは異常。
さらにいえば、最初から騙す前提で和田・大塚両名が絵(詐欺)を描いていたとも思えない。
(一回目の会見では、ハルヒじゃないけど、その言動に驚愕・動揺が伺えたから)
もしも黒幕いて、それが絵を描いていたとしたら、日本円の出金までは"詐欺"として立件されないためにそうするとしても、NEMの補償とそれ以外の仮想通貨の出金までしたら意味がなくなる。
うーん、どうもスッキリしませんな。
ゆかぴょんはスンナリとNEMの補償、それ以外の仮想通貨も出金可能になるとは思いませんが、結果は1~2週間のうちにわかるでしょう。
楽しみ、楽しみ。