本日20:00 コインチェック社の緊急会見がありました。
会見場はコインチェック社の入ってるビルのロビーだったのでしょうか?
和田社長の姿はなく、大塚取締役の一人舞台。
2週間ちょい過ぎて 出来たことはこの2つだけ。
・本日13日 預り金の日本円を出金対応、410億円を出金
・金融庁の業務改善命令に対する報告を行った
・不正流出したNEMを補償する資金はある
・顧客の仮想通貨も分別管理している
・事業継続の意思はある
(但し、金融庁の認可が降りなければ4月以降は営業できなくなる)
とはいうものの、信用できませんわな。
・NEMを補償出来る資金があるなら、今日から日本円を出金出来るようになったんだから、顧客口座にJPYを入金し、引き出せるようにすればいいだけでは?
・仮想通貨も分別管理されているなら、NEM以外は存在しているわけで、出金可能として問題ないのでは?
・金融庁に財務諸表を提出しているのなら、どうしてそれを公開しないのか?
といった答えには回答出来ず。
スプレッドの大きさから、取扱高(年間8兆円)×5%=4000億円ぐらいボロ儲けしていてもおかしくないと推測する向きもありますが、それは取引の仲介もしくは仕入れたコインの販売に徹していた場合でしょ?
仮想売買していた、あるいは仮想売買である程度ロットが溜まってからコインを仕入れてマッチングしていた場合は、価格変動リスクをCC社自身が抱えることとなり、2017年末の急騰で相当の含み損を抱えていてもおかしくない。
(その場合、2018年の急落で含み損は急減している?)
まあ、価格変動リスクを取引所が抱えるなんて馬鹿げた仕組み、普通はありえませんけどね。
CC社は
・顧客資産を分別管理している
(=不正流出したNEM以外は全く毀損していない)
・不正流出してNEM(580億円相当)を下落後の価格(460億円相当)の日本円で補償出来る資産がCC社にある
と主張しているわけですが、前回・今回の会見での経営陣の表情からそれは伺えない。
本当にそうなら、あの間抜け面のゆとりボーイ和田社長は、
「なーんでそんなに騒ぐかなー、お金なら余裕で返せるのに」
「失敗したな~、でも、CC社が潰れても預かり資産返却とNEMの補償して清算したところで、まだ数億~数百億円残るから、余裕っしょw」
と顔に出るはず。
やっぱり、SBIの北尾社長の言う通りで
「設立から数年の会社が、500億円の損害を出して、それをあっさり補償出来るなんてことがあるはずない!あったら税務署が黙っていない。」
という見立てが正しいと思います。
ブタえもん、ゼンカもん、メスイキ野郎の
「補償できると思いますよ、滅茶苦茶儲かってたはずですから」
というのはないでしょう。
ま、これはゆかぴょんのブタえもん嫌いのバイアスもありますけどねw
2週間ちょい経過して、
・CC社の財務諸表は公開できない
(CC社の資産、特に現預金はいくらあるのか不明)
・CC社の顧客口座数、預かり資産(現預金、仮想通貨)を公開出来ない
この2点だけでも、異常すぎる。
あとボンクラ記者どもは何故
・不正流出判明後にCC社のアドレスに移動した1363億円分のLISKは何だったのか?
と何故質問しない?
3月末までに「破綻」の発表があるとゆかぴょんは予想。
ただ、相場的には
・仮想通貨市場の上げ下げは株式市場とはリンクしていない
ということがここ最近で確認できたので、
「だから何?」
「いやあ、単なる野次馬的興味です」
ってことですが、面白ければそれでいいのだ、と思うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。