ガスト、日高屋、鳥貴族、すき家、天丼てんや、ほっかほか亭…。
外食チェーン店が続々と値上げに踏み切っています。
アベノミクスが始まり、2013年4月の異次元緩和、2014年4月の消費税増税。
あの消費税増税の頃から、カルビーをはじめ、価格据え置き&容量減で実質的にインフレが進行しはじめたように思います。
労働人口の減少も相まって、宅配便の人手逼迫→値上げのように企業努力も限界に達して価格に転嫁せざるをえないコストプッシュインフレの流れは止まらない…のかなあ、と。
"リーマンショック級のような危機がない限り"、2019年10月には消費税が8%→10%に増税されるわけで、駆け込み需要→反動減と価格転嫁型値上げと転嫁できない零細企業の廃業増によって、増税前に景気のピークを超えてあとは下り坂のいつか見た光景になるんじゃーないのかな、と。
2020年7月東京オリンピック開幕の半年前には関連工事はほぼ終了となるので、建設需要のピークもその辺に重なりそう。
それから、来年の税制改革で年収850万円以上は増税、法人税は減税となるようで、これまた内需が縮む要因に。
そんなこんなを考えると、日本株は"まだ"天井は高いと思うものの、油断は出来ないなあ、と。
株価が半年ぐらい経済実態に先行すると考えると、2019年4月頃には手仕舞いモードになるのかな、と。
だとすると、残された時間はあと1年4ケ月程度。
アベノミクス、振り返れば 悔いの積もる5年間だったけど、これ以上、悲しみの向こうへと進みたくはないもんだと思うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。