東芝の社長、会長を歴任した西田厚聡(にしだ・あつとし、73歳)が8日、急性心筋梗塞(こうそく)で死亡。

2005年に東芝社長に就任、米原発メーカー、ウェスチングハウス(WH)の買収を決断。三菱重工業などと競り合い、54億ドル(当時で約6400億円)を投じて買収。東京・銀座の東芝ビルや東芝EMIなどグループ企業を売却する一方、原発と半導体メモリーの二つを強化する「選択と集中」を進めた。

 

…この【WH買収】と【チャレンジ!不正会計】が東芝の命取りになったんだから、こ奴も立派な戦犯。

三菱重工が「3000億円でも高すぎる」と判断したのに、何でこんな高値で買ったのか。

 

10月に死亡した元社長の西室泰三といい、日本の経営者は「株主代表訴訟で訴えられるリスクがあるんだから、役員報酬は高くて当然!」と主張するけれど、実際には大企業の役員はオーナー社長でもない限り、事業に失敗したところで訴えられることも私財を没収されることもサラリーマン役員にすぎないんだから、部長の給料より少々高いぐらいで十分。

気の毒なのはこんな無責任役員のせいでリストラされたり、減給される従業員。

サラリーマンが気楽な稼業だったのは今は昔の物語…だなあと思うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。