会社帰りに寄り道で立ち読み。
SWC(サイモン・ウィーゼンタール・センター)辺りから、「絶対に許さない、絶対にだ!」と圧力をかけられそうなタイトルw
著者曰く、「欧米での1億ドルを超えるような大型金融スキャンダルはほぼユダヤ人が主役として絡んでる」とのこと。
おい、おい、そこまでいって委員会!みたいなw
あまり内容に触れるとネタバレになるので、うろ覚えながら面白いと思ったとこだけちょい書き。
【アブスキャム事件】
FBIが逮捕した詐欺師のワインバーグ(ユダヤ人)を使って、架空のアラブの大富豪が経営する投資会社を立ち上げて、カジノ設立やアラブ人経営者の永住権取得の斡旋を政治家に持ち掛け、収賄のおとり捜査をしたというもの。
それまで、収賄で逮捕された議員は史上7人しかいなかったのに、本事件では上院1名、下院6名、市長1名、州議員1名らを起訴、有罪にしたんだとか。
なんでも上院議員を禁固刑に追い込んだのは史上初だとか。
アメリカ合衆国には、おとり捜査によって検挙された被告人について、犯罪が捜査官によって誘発されたものであって、被告人には訴追されている犯罪と同種の犯罪に関与する傾向がなかった場合には、その被告人を無罪とする「罠の抗弁」(entrapment defense、「わなの理論」とも)があるのですが、「通るか、そんなもん!」になっちゃったってことですな。
ちなみに、ゆかぴょんがかつてハワイ旅行に行った時に教えてもらった豆知識によると、売春のおとり捜査で婦人警官がバブル期のディスコで踊っていたネーチャンのような恰好、いわゆるビッチスタイルのコスプレをして「どう?」と誘うことがあるそうですが、その時に「Are you police?」と質問した場合、「Yes!高須クリニック!」と答えないと事に及んで逮捕しても無効なんだとか。
…すいません、高須クリニックは余計でした、高須先生、訴えないでくださいw
読者諸兄も、アメリカに旅行する時は「Freeze!」と言われた時は動かないこと。
(でないと、山を越え、谷を越え、バトンルージュにやって来た服部君みたいになっちゃいます)
ストリートガールっぽい美人のお姉さんに逆ナンされた時は「Are you police?」と質問すること。
うむ、珍しく実用的な知識を提供することが出来たw
【マドフ事件】
NASDAQ会長にまで成りあがったバーナード・ローレンス・マドフが、自らの営む投資ファンドに「年利10%」を謳って投資を募った詐欺。
ユダヤ人社会の大物であったため、事件が発覚した時には「嘘だと言ってよ、マドフ!」の悲痛な声が相次いだとかw
「まさか、同じユダヤ人を騙すなんて…」とのコメントが多かったらしいですが、まあそのユダヤ共同体にいられなくなる=社会的な死みたいなバカげたことをするなんて…ってことなんですかね。
しかし、それって【ユダヤ人以外=ゴイム(異教徒・家畜)】なら問題なかったのに…ってことじゃーないんですかね?
タルムードには
・ゴイムがゴイムもしくはユダヤ人を殺した場合は責めを負わねばならぬが、ユダヤ人がゴイムを殺すも責めは負わず。
・ゴイムに金を貸す時は必ず高利を以てすべし。
・他民族の有する所有物はすべてユダヤ民族に属すべきものである。ゆえになんらの遠慮なくこれをユダヤ民族の手に収むること差し支えなし。
※ユダヤ教徒にとってはユダヤ教徒だけが人なのであり、それ以外は人非人、大いに騙し、奪うべき存在であるとされる。したがって、熱心なユダヤ教徒の婚姻・男女関係も同じユダヤ教徒の中だけである。
とあるらしいのですが、うーん、この畜生ぶりw
そりゃ、京都が定期的に焼き討ちされるのと同様、歴史上あんなことやこんなことが発生するわけですな。
とまあ、なかなかに面白かったので、機会があれば是非読んでみてください。
そのうち、書店から回収されてなくなっちゃうかもしれないからねw