東京都の小池百合子知事は9月25日午後、新党「希望の党」を立ち上げ、自ら代表に就任すると明らかにした。
知事には引き続きとどまる方針で、情報公開や女性活躍、「しがらみのない政治」などを政策として訴えていく。
国政への関与は「都政にとってもプラス」といいう。

小池知事は25日の会見で、安倍晋三首相の判断による衆議院解散をこう批判した。

「今回は大義なき解散総選挙。世論調査を見ても多くの国民の方が疑問に思っている。
ましてや北朝鮮情勢が緊迫している中での総選挙がふさわしいのか、ということはかなりのクエスチョンマーク。国家の危機管理上、疑問に思います」

そのうえで、「いままでの議論をアウフヘーベンし、国民が希望の持てる政策を投げるべき」という持論を展開した。


この「アウフヘーベン」は9月25日の会見終盤にも、再び飛び出した。

 

広辞苑を引いてみると「止揚。揚棄。ヘーゲル哲学(弁証法の用語)」と記されているのみのこの単語、アウフヘーベン(Aufheben)。
矛盾・対立する2つの概念を、その状態を保ちながら、より高い次元段階で統合、発展させることを指す、弁証法の哲学用語(ドイツ語)だ

 

ちなみにこの取材時、小池知事はアウフヘーベンについてこう解説している。
「アウフヘーベンはアウフヘーベンでしょう」

小池知事が講演を聴き、政治家として感銘を受けたマーガレット・サッチャー元英首相は、かつてこう語ったという。
「平易な言葉で語ることは、政府にとって不可欠な道具だと言っても過言ではない」

==(以上、引用終わり)==

 

うーん、懐かしい、アウフヘーベンw

高校の、あれは何の授業だったか、エロスとアガペーとか、清き赤き心とか、そーゆうのの流れでドイツ哲学、正と反の矛盾対立する概念を止揚するアウフヘーベンが…、みたいなことを聞いた記憶あり。

 

まあ、ゆかぴょんに言わせると、政治・行政の世界で聞き慣れない横文字用語を使い出したら、眉に唾を付けて聞いた方がいい。

マニュフェスト、が如何にいい加減な約束であったかはご存知の通り。

 

「アウフヘーベンはアウフヘーベンでしょう」というような人間は、日本語が不自由なのか、自意識が肥大して誰に話しかけているのか、相手が理解できるのか、を考えることが出来ないタイプ。

 

解散総選挙で150人候補を立てるなどと言っているけど、そうそう候補がいるものかは。

自民党ですら、タイゾー、ホリエモン、今井絵理子などという『どう見ても不適格でしょ』的な人物を候補に立てる昨今、民進党、維新の党は言うに及ばず。

 

ゆかぴょんは『公家と坊主は政治に口出しすべからず』が信条ですが、こういう態度デカイだけ系のBBA政治家も排除すべきだろうなあ、と思うのであった。ちゃんちゃん。