副題-「2019年 日中同時破綻の大波乱」

 

本日は会社帰りに丸善で立ち読み。

 

"それ"がいつになるかは誰にもわからないけれど、いつかは起きるのが暴落。

これはハンマーで大地を叩くが如く、外れようがない。

 

そして、それが歴史に残るような"恐慌"や"国家破綻"になるのかどうかは神のみぞ知る。

 

本書の骨子は

①米ドルは必ず切り下げられる仕組みになっている

・何故なら基軸通貨であるため、決済通貨・準備金としての需要があるため、産業の競争力以上に割高となり、貿易赤字体質は避けられないから。

・米国は戦後4回ドルを切り下げて、実質的に借金を踏み倒してきた。

・次の米ドル切り下げのタイミングは早ければ2019年、遅くても2022年

・その切り下げにより、日本、中国がもっとも損失を被る


②人類史上最大のバブル、中国バブルが2022年までに弾ける
・先進国は自国の国債を担保に金融緩和が可能だが、中国はドルペッグ制のため、外貨準備(=ほぼドル)の範囲内でしか金融緩和出来ない。
・そして、外貨準備はせいぜい年に24兆円しか増えない。
・不動産開発・投資に偏重したGDPの成長率がいずれ臨界点を迎え、逆回転し始める。

③では中国はどうするか?
・ドル+金準備制度へと移行するだろう。
中国の公的金保有量は4000トン、個人や企業の金保有量は1万5500トンと推計、さらに国内で年間460トン算出(2015年実績)

参考:米国の公的金保有量は8133トンで世界1位

④世界が金準備制度に移行した場合
・世界の中央銀行の金保有量は2万7000トン
・1g=4900円(8/1時点)で計算すると、1トン=49億円なので、

2万7000トン=132兆3000億円

・世界のGDPの規模からすると過小なので、価格が5倍ぐらいになれば661兆5000億円ほどになり、準備金としては妥当な水準かと。

 

結論:

金現物を買え!

金鉱山はリスキーだけど、金価格が上がれは上昇率はデカいよ!

 

うーん、果たしてどうなりますかなあ?

ゆかぴょんも、リーマンショック後の中央銀行バブル(金融緩和バブル)の結末がどうなるか、中国のあの破天荒な不動産バブルがどうなるか、気にしてますけど…。

 

ちょっとずつ、金現物、金鉱株を買っておこうかな、と思うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。