4月号のSAPIOで大前研一氏が 「トランプ政権は長くはもたないと思う」と警告しています。

 

根拠としては

イスラム教徒が多数を占める中東・アフリカ7か国(※後に6か国へ修正)の国民の一時入国禁止をはじめとする、世間を混乱させるような脈絡のない大統領令を次々に出していること

 

側近や閣僚の顔ぶれがまともではない上、その組み合わせが支離滅裂で、いつ彼ら同士が衝突して内部分裂してもおかしくないから

なんだとか。

 

スティーブン・バノン首席戦略官兼上級顧問は「白人至上主義者」で「反ユダヤ主義者」

vs

愛娘イヴァンカ氏の夫で上級顧問のジャレッド・クシュナー氏は敬虔なユダヤ教徒

 

国家通商会議(NTC)委員長のピーター・ナバロ氏は「対中国強硬論者」

vs

エクソンモービルのCEO(最高経営責任者)だったレックス・ティラーソン国務長官

商務長官に指名された投資家ウィルバー・ロス氏

ボストン・コンサルティング・グループ出身のウィリアム・ハガティ駐日大使

などのグローバルビジネスの現場を知り尽くした人たち

 

そういった対立構造から矛盾、内部抗争が始まり、遠からず政権が瓦解するだろうという読み。

 

ふーむ、そうですか…

ゆかぴょんは、オーマエは理屈倒れのシュターデンだと思っているので、こりゃ外れるだろうと勝手に思っています。

 

行き過ぎたグローバル化に反旗を翻したのが、グローバル化をまさに推進してきたその英国、米国で起きたブレグジット、トランプ政権誕生なのだから、それなりの歴史の必然性があり、その役割を果たすまでは続くだろう、と思うのです。

 

ま、今年、来年まで持つや、持たざるや!と成り注記事を書くゆかぴょんなのであった。

ちゃんちゃん。