では、当年非GⅠ馬の1着可能性は?
GⅠ馬と非GⅠ馬に分けて考えてみる。
(GⅠ馬)
ミッキークイーン
牡馬混合GⅡ以上で実績のない牝馬は、混合GⅠで勝つことはない。
(例外は3冠達成→JC①着のジェンティルドンナのみ)
今年、阪神牝馬②→ヴィクトリア②のマイル路線、そこからエ女③。
クイーンズリングに負けるような馬がここで勝ったらびっくりですよw
(非GⅠ馬)
1984年以降の勝ち馬は、オグリキャップ、ダイユウサク、シルクジャスティス、ハーツクライ、マツリダゴッホ、ゴールドアクターの6頭。
ダイユウサクを除けば、当年中長距離GⅠで連対歴があるか、当年古馬中長距離GⅡ勝ち実績を持っていた。
サウンズオブアース
JC②着の実績あれど、ここでは不要。
JCで3着以内に入った5歳以上馬は有馬記念では全て4着以下なのである。
ちなみに菊花賞②着馬はそれ以前にGⅠ勝ちがないと以降GⅠに勝てないというジンクスがある。
よって、サウンズオブアースは消し。
アルバート(ステイヤーズS連覇)
有馬記念で結果を出せないことに定評のあるステイヤーズS勝ち馬は消しw
シュヴァルグラン(アルゼンチン①、春天③、JC③)
ジャスタウェイで秋天に勝つまで牡馬で芝2000以上GⅠに勝てないことに定評のあった福永。
中山GⅠでは朝日杯FS以外、①着を取ることはないだろう、と思われる。
ただ、まあ、紐に買うのはアリだと思う。
マルターズアポジー(福島記念①)
前走ローカルGⅢ勝ち馬が有馬記念を勝ったらビビる。
ただし、過去17戦全てハナを譲らずの逃げ馬。
今回も逃げ宣言、キタサンは無理にせりあうことはなく、豊は番手で折り合うはず。
とするとサトノダイヤモンドのサポートをするであろうノブレスも、「キタサンなら楽逃げさせないけど、キタサンが番手で折り合うなら、マルタとせりあうよりキタサンと並んでプレッシャーかけた方が…」と考えるはず。
となると、ノーマークの逃げ馬は中山では怖い。
最後には捕まると思うけど、2・3着逃げ残りは警戒しておきたい。
ヤマカツエース(金鯱賞①)
この馬、中山2戦2勝なんですな。
でも、まあ、この戦績では買えませんわい。
ということで、1着候補は
◎キタサンブラック
○サトノダイヤモンド
▲マリアライト
の3頭のみ。
サトノを斬って、キタサン本命、裏予想は昨年と同じマリアライトとする。