秋のGⅠ10連敗。

回収率は69%になってしまった。

うむ、サルダーツ馬券法でも75%に収束するであろうに情けない限りである。

しかし、まあ、残り1戦当てればよかろう、なのである。

 

今年のGⅠ人気は(7,5,2,7)

連対すると連対率は0.591、複勝率は0.682

2011-2015の過去5年で連対率が6割、複勝率が7割を超えたことがないから、そこまではならないだろーなーと中盤から予想していたけど、最後の一戦、来ても来なくてもおかしくない。

 

ここはまず1着候補の検討から始めるものとする。

 

■キタサンブラック=○

JC馬は当年JC以外にGⅠ勝ちがあるかどうかが、有馬記念の分かれ道なのである。

当年JCのみの馬(0,0,0,6)

当年JC以外にGⅠ勝ちのある馬(3,2,0,0)

1984-2015年でサンプル数は少ないものの、結果はキレイに分かれます。

 

■サトノダイヤモンド=△

これはゆかぴょんのイチャモンデータ(1984以降)なんだけど、牡馬クラシック3戦を全て3着以内の馬は三冠馬を除いて実は有馬記念を勝ったことはない。

(0,2,1,2)

サンプル数は少ないけれども、メジロライアン、ビワハヤヒデ、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、ドリームパスポートらで1勝も出来ていないジンクスを跳ね返せるのか?

 

また、菊花賞を1人気で勝った馬がその年の有馬記念に出走すると(4,3,0,0)というデータもあったりする。

1984シンボリルドルフ 1人気1着

11985ミホシンザン 2人気2着

1993ビワハヤヒデ 1人気2着

1994ナリタブライアン 1人気1着

2005ディープインパクト 1人気2着

2011オルフェーブル 1人気1着

2012ゴールドシップ 1人気1着

しかし、サトノダイヤモンドはこの年度代表馬、(当時の)現役最強馬(ミホシンザンだけルドルフがいたからそうじゃないけど)、史上最強馬論争に必ず顔を出すレベルに達しているだろうか?

牡馬クラシックで2勝以上もしくは3連対以上かつ有馬記念1・2人気、とすればちと足りないであろう。

 

GⅠを勝てないサトノ、それがダイヤモンド(菊)、クラウン(香港ヴァーズ)、アレス(朝日FS)と立て続けに3勝。

うーむ、2・3着はあっても1着はないとゆかぴょんは見る。

 

■ゴールドアクター=×

これまたゆかぴょんのイチャモンデータ(1984以降)なんだけど、前年の有馬=GⅠ初制覇の馬が翌年出走すると(0,0,0,3)なのである。

 1989オグリキャップ(5着)

 1998シルクジャスティス(7着)、

 2008マツリダゴッホ(12着)

今年、日経賞とオールカマーを勝ち、中山芝(4,1,0,1)の実績は買いたいものの、ゴールドアクターが勝ったら年度代表馬は…モーリス?

有馬記念を2勝出来るのは、ルドルフ、オグリ、グラス、クリスエス、オルフェと現役最強&年度代表馬クラスであろう。

4年連続ゴールド馬名馬が馬券対象になっているから、2・3着に入れてやってもよいとは思う。

 

■マリアライト=×

去年は大外で4着だったなあ…。

ィエビナアァァァァ!!

叫ばして貰いましたよ、全く。

今年宝塚記念を勝っているとはいえ、牝馬が牡馬混合中長距離GⅠを勝つには調子が良くなくてはいけない。

秋二戦4着以下、前走牝馬GⅠで6着なのに有馬記念を勝ったらイカンでしょ。

 

当年GⅠ馬は以上の3頭。

当年GⅠ馬以外についてはまた後ほど。

 

ちなみに今年はこの3頭の中に連対馬が確実にいるはず。

何故なら、1984以降、当年非GⅠ馬同士の組み合わせは

1987メジロデュレン・ユーワジェームス(ゾロ目万馬券)

2008ダイワスカーレット・アドマイヤモナーク(ゾロ目万馬券)

2015ゴールドアクター・サウンズオブアース

この3回しかないから、昨年がそうなら今年は当年GⅠ馬は連対するでしょ、という読み。

 

それにしても、昨年はゴールドシップ、ラブリーデイ、キタサンブラック、マリアライトと当年GⅠ馬が4頭もいたのに、3着キタサンブラックしか馬券にならないとはねぇ…。

ゴールドアクター → サウンズオウアースの8→5人気で馬連6,840円とは最近の競馬ファンは上手すぎやしませんか?