厚労省が、現在1割負担の要介護1と2の生活援助を全額自己負担に見直す方針を発表しました。

訪問介護には以下2種類のサービスあり。
●身体介護…利用者の体に直接触れて行うサービス
(入浴、着替え、おむつ交換、排せつや食事の介助など)
生活援助…利用者の生活の手伝いを行うサービス
(掃除、洗濯、買物、食事づくり、薬の受け取りなど)

要介護1~5の認定者は介護保険の給付により、これらのサービスを原則約1割の自己負担で利用可能。
時間帯や市町村により若干の差額はあるが、生活援助サービスを45分利用すると1回でおおよそ2250円ほどの自己負担がかかることになる。

【要介護の基準】
要介護1:
要支援状態から、手段的日常生活動作を行う能力がさらに低下し、
部分的な介護が必要となる状態

要介護2:
要介護1の状態に加え、日常生活動作についても部分的な介護が
必要となる状態

要介護3:
要介護2の状態と比較して、日常生活動作及び手段的日常生活
動作の両方の観点からも著しく低下し、ほぼ全面的な介護が必要
となる状態

ぶっちゃけさ、要介護3以上になると自力で生活困難だと思うんだけど、要介護1・2は年を取ると歩くのが遅くなるとか、目や耳が衰えるってーレベルだよね?
で、その生活援助に自己負担1割の45分/225円でお手伝いさんに掃除、洗濯、買い物、食事づくりなどをやってもらえるんなら、毎日225円×30日=6,750円ですぜ?

只に等しい料金でサービス受けられるならバンバン使う、となるに決まってますやん。
残りの9割が介護保険料=実質税金、カネも人出も足りなくなるのはわかりきった話じゃーないですかい。

厚労省の制度設計者は犯罪的に愚かでありますな、と思うゆかぴょんなのであった。
ちゃんちゃん。