巨人・杉内俊哉投手が10日、都内で契約更改交渉に臨み、球界史上最大減俸となる4億5000万減の5000万円(プラス出来高)でサインした、とのこと。

4年契約最終年の今季は7月に戦線離脱となり6勝6敗どまり。10月には離脱の要因となった右股関節の手術を行い、復帰は早くても来夏以降とみられているということなので、それも止むなし……なのかなあ。

これもまた運・不運ですな。
これが9勝3敗で戦線離脱だったらどうだったか。

あるいは複数年4年が3年契約であったなら。
12勝4敗、11勝6敗ときて、昨季26登板159イニング、10勝6敗。
3年合計、33勝16敗。

年平均5.7の貯金が計算できる先発投手。
昨年の契約更改で3年4~5億+出来高払ぐらいの複数年契約は普通に勝ち取れたのではないか。

三顧の礼で迎えた杉内もまた、巨人では外様ということを思い知らされた、ということですな。
諸行無常。