本日の日経平均は続伸、18,005.49円(+280.36円、+1.58%)
先週の17,000円割れは何だったんだろうという戻しっぷり。
ゆかぴょんの日経平均先物miniはついに担がれ、マイナスに。
ソフトバンクの空売りも含み益が半減。
あかんぞなもし、これは。
TPP妥結の見通しで戻り高値を試す展開になりそう。
反省すべきは、下がれば買い、騰がれば売りと軽やかに、と思いつつも欲望と恐怖に振り回されてしまったこと。
まっこち、相場は一筋縄ではいきませんな。
ここでダメ押しの日銀砲でも打たれた日には、コンガリ売り豚の出来上がりになってまう。
2013年4月、2014年10月、いずれも相場が急落、セリクラっぽい雰囲気の中で放たれただけに効果は絶大であった。
しかし、18,000円台を回復した局面で果たして打つものなのか?
打ったとして、これ以上、国債をどうやって買う?
長期も買っていくのかね?
打ったらしまいで、次に打つ手がなくなりますぜ?
ということは日銀は百も承知のはず・・・なのだけど、気になるのは、もはやGDPはマイナス、物価上昇率2%も達成できないのが明らかになってきたこと。
そんな中で、アベノミクス新3本の矢の発表。
【第一の矢】
「希望を生み出す強い経済」
「戦後最大の国民生活の豊かさを目指す」としてGDP600兆円を目標。
【第二の矢】
「夢をつむぐ子育て支援」。「希望出生率1.8の実現」、「教育再生」を掲げる。
【第三の矢】
「安心につながる社会保障」
「介護離職ゼロを目指す」「ずっと元気で生涯現役社会」を掲げる。
・・・アカン、全部これ願望や。
民主党政権の時の、『あんなこといいな、できたらいいな、お前らの政策はそんなんばっかしなんだよ(aa』じゃーないの。
おまけに、安倍ちゃん、4日に京都で開かれた科学技術関連の国際会議で「2020年に『自動運転車』が東京で利用可能になるという予測を披露」しとる。
・・・アカン、アカン、これまた裏付けのない願望やないの。
2020年8月といえば、もう5年ないんですぜ。
技術的な問題もそうだし、法律・保険などの制度的問題、インフラの整備、産業界の調整などなど課題は山積で、政官財のコンセンサスが取れていないのがミエミエ。
ということはですな、安倍政権もアベノミクスももう空疎な大本営発表と化している。
それゆえに、出来ることは何でもやれ、失敗しても後は野となれ山となれ、で大和特攻同様に日銀砲発射というのはありうる。
騰がらば騰がれ、我はボチボチ売ってみるなり、と思うゆかぴょんなのであった。
ちゃんちゃん。