金曜日、ちいと行きますか、と職場の皆さんと飲みに。

最近は飲みにいくと、セクハラおやぢともっぱら相場談義。

セクハラおやぢの初手、
「王様はハダカだ、っていつバレるかな?」

をいをい、初手セクハラ発言かいww

「何のことですかい?」

「いや、中国の経済成長率が今年は7%とか発表してたでしょ。そんでもって、日銀の黒田総裁が今年・来年の中国の経済成長率6~7%は可能とコメントしたでしょ」

「GDPの半分が投資なのに、不動産・株式バブルが崩壊して、外資は逃げ出す、AIIBは船出しそうにない、輸出に賭けようとして人民元安にしたら天津港大爆発・・・、実態はマイナス成長なんじゃないですかね?」

「オレもそうじゃないかと思うww黒田総裁もさ、バカじゃないんだから、それぐらいはわかってるよね。でも、ああいうコメントを出し、それに突っ込まないマスコミも大本営発表の構図そのままだよね」

「確かに・・・」

「7月、8月と急落で痛い目にあった自分の先見性のなさは棚に上げとくとして、ここから先は下げ相場って、みんな薄々気がついてるよね」

「アメリカの利上げの延期、日銀の黒田バズーカ第三弾、補正予算10兆円、ぐらいじゃないですかね、出てきそうなグッドニュースは」

「それにしたって、単なる問題の先送りで、市場に催促されてカードを切ってもあんまりインパクトはないよね、その時だけは上がるかもしれんけど」

「ということは?」

「物事が悪い方、悪い方に進んでいくんじゃーないのかな、と。EUと同じでさ、経済成長している時は大前研一が『世界最強の国家 EU 』みたいなことを言ってられるけど、逆境になった時に真価が問われることになるんだろうね、中国も」

「EUも分裂するか、政治的統合を進めるか、問題を先送りにするか、の3択ですもんねえ」

「強いEUと弱いEUに分裂する場合、スペイン・イタリアをどっちに入れるんだろ?強い方に入れたら
また同じ問題が起きる。かと言って、弱い方に入ったら、弱い方は実質1国単位でしか運営できないでしょ、連合を仕切れる能力のある政府ないんだからww」

「政治的統合する場合、ドイツが負担を被るしかないけど、東西ドイツの統合でもウンザリしたのに今後ずっと生産性の低い地域を背負い続けるのは、ドイツ国民は絶対お断りでしょww」

「でしょうねえ、つーことは限界まで問題は先送り・・・と」

「プラス、今だと難民問題かな」

「国民の5%が同化する気全くなし、先進国の社会保障はおいちいのぅ、ほっぺたが落ちそうじゃのイスラム教徒じゃー、いつまでも受け入れ続けるのは無理ですなあ」

「理想に殉じて難民に押しつぶされるか、理想を捨てて難民を拒否するか」

「ハムレットですなあww」

「考え過ぎると人間は臆病になるというけど、ここは一番、考えところかなあ、と」

「by小寺政職ww」

「それでね、中国なんだけど・・・」

(続く)