つまり、よろしい、ならば戦争だ!となる可能性が高い、とゆかぴょんは思うのです。
第一次世界大戦後、もし、ナチスドイツが自重していれば、第二次世界大戦は起きなかった、と思います。
勿論、ナチスドイツにはそうできなかった事情がありますが、上記のIfを挿入したら、他の国が第二次世界大戦ほどの規模の戦争を引き起こしていた・・・とは思えないのです。
ならば、今回、ナチスドイツの役回りは?と言えば、それは、日本ではなく、中国でしょう。
日本は当時のイギリスに比すべき繁栄から衰退へ、米国に従属せざるを得ない立場だからです。
一方の中国は、経済成長著しい独裁国家で、国際秩序を書き換えようと挑戦しています。
(環境問題や労働者保護などの点では、ナチスドイツと対照的ですけど)
そして、不動産市場と株式市場のバブルが崩壊し、経済成長が低下する中国は社会の不満が増大します。
中国共産党の圧政が正当化できているのは、抗日戦争の神話(実際は日本と国民党政府が戦争し、中国共産党は細々とゲリラ戦をしていたにすぎませんが)と経済成長(兎にも角にも、国民を豊かにし、食わせているから)です。
経済成長できないと、ただでさえ苦しい農民と大卒者の就職先がなくなり、農民の反乱と知識人の不満が結合し、いつか見た光景の革命が実現してしまうじゃーないですかww
おお、我が国が苦しい原因は全て外国のせいのターン!
反日カード、セット!
なあに、GDPは世界二位、いずれは米国も抜こうという我が国が南シナ海、東シナ海の小島を我が物にしたところで、無問題。
「普天(ふてん)の下、王土に非ざるは莫く、率土(そっと)の浜、王臣に非ざるは莫し」じゃわい。
とこうなるでしょうなあ。
さて、Bricsのもう一方、ロシアはこのところの原油安で苦しんでおります。
農鉱業の一次産業と航空宇宙軍事産業しか、外貨を稼げる手段がないのに・・・。
車もねぇ、TVもねぇ、PCもねぇ、携帯何それ美味しいの?の吉幾三の世界には戻れないんですよ。
同情するなら、外貨をくれ!ですよww
ISISが中東で暴れとるというのに、原油は上がらねえ。
イランの経済制裁が解除されたら、まだまだ油は下がります、かよort
ならば、国際的緊張が高まる事件が他で起きれば、原油価格が上がるかもしれん。
ロシア製兵器も売れるようになるかもしれんし・・・と算盤をはじいているでしょう。
(つづく)