Wikileaksのプレスリリースによれば、アメリカ国家安全保障局(NSA)は第一次安倍政権や三菱・三井の石油・天然ガス部門、政府関係者、日銀などを盗聴していたとか。


ま、今に始まったことじゃなく、戦後この方ずっとやってたことなんでしょうけど、それでよく日本もここまで発展できたもんだなあ、と感心する。


日本にはIT企業はなく、IT利用企業があるかどうか、という指摘には、残念ながら同意せざるを得ないですな。


3メガやMS&ADなどの金融機関で、IBMの人工知能であるワトソンをコールセンターなどで活用し始める、とか。


NTTはGEと組んで、IoTの取り組みを始める。


金融もITも、急所はアメリカが握る。

コンシューマー向けのAIは、グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンが握ってしまうでしょう。


ソフトバンクはもとより売国、携帯で国内のガラパゴス環境に安住し、海外投資すると兆円単位で失敗するNTTに期待できるわけもなし。


NEC、富士通は体力もなく、AIで世界を変えるようなビジョンなど抱きようもないでしょう。


重電、精密・工作、自動車などのIoTも、ビッグデータを利用できる環境を整備し、AIを利用して、ネットワーク化を進めないといかんというのに、せいぜいオラが村の中で事を進めている。


うーん、こりゃ、日本の未来は危ういぞなもし。


TPPとあわせて、楽観的に考えても、根本的な制度設計・システム・インフラを握られた上で繁栄できるかどうか・・・。


米国の都合が悪くなれば、突き崩される砂上の楼閣のようなもの。


となれば、一庶民の防衛策は、米国株を買っておくこと・・・となるんでしょうな。


ゆかぴょんはドイツは世界覇権を握れるような仕組みは作れない、ヨーロッパの小山の大将がせいぜいと考えている。


中国は国民が賢くなったら困る国であり、知識はエリートのものなので、知的競争には勝利しえないと見ている。


ロシア、ブラジル、インド、メキシコ、トルコなども、結局のところ、旧弊な既得権層の制約があるため、真に近代化・市場経済化されることはないだろう、と考えている。


米利上げが近づいているけれども、資産の保全は米株だ!と思うゆかぴょんなのであった。

ちゃんちゃん。