本日の中国市場、上海A・B、深センA・B、香港と全てマイナス。

上海Aなんぞ、3%安じゃーないですかい。


そりゃそうだよ、市場原理を政治権力で歪めても、反動が大きくなるだけだって。


巨大な、あまりにも巨大な生産能力が遊休化しているのは、どーしようもないもん。


バブル崩壊後の日本での経験則からいうと、高度成長期のプラトー(一時的な停滞状態)ならともかく、成長の頂点を極めた後は、生産調整じゃダメなのです。


有効需要を生み出すか、需要に釣りあうところまで余剰の生産設備を破棄しないと問題は解消しないのです。


ということは、こないだBrics銀行やAIIBを設立してましたけど、あれは船出しないから、もうそんな巨大な需要は生み出せない。

飯(賄賂)の種の国有企業は潰せない。


よろしい、ならば戦争だ、となる日は近い。

それが権力争いで内戦なるか、外国との戦争になるかはわからんけど。


でも、あるとしたら、やっぱり、南シナ海でしょ。

あそこを完全に実効支配できたら、周辺諸国(ベトナム、マレーシア、タイ、インドネシア、ブルネイ、フィリピン)は逆らえなくなるし、石油は手に入るし、日本・台湾・韓国のシーレーンを遮断できるし、それって、すごく素敵やん、みたいな。


ウクライナでも、既成事実を積み上げたら強い、という教訓を得られたし、みたいな。


と考えているかどうかは知らんけど、ところがぎっちょん、アメリカがそれを許すわけがおまへん。

海洋航行の自由は自由貿易体制の基礎、自由貿易体制の堅持はアメリカの覇権の要諦。

太平洋は広くとも、2つの海軍大国が共存できるほど広くはないのである。


中国もガチで勝てると思うほどアホじゃーないだろうけど、外交で何とか妥協させてポイントを稼ごうと考えてるんじゃなかろうか?


いずれにせよ、中国の地雷が再度爆発、政治のピタゴラスイッチ発動で南シナ海の緊張が高まると、遠くの戦争は買い・近くの戦争は売り、で日本と東南アジアの通貨・株は一時的にせよ、下げるやろなー、と予想している。


したがって、人口動態・経済成長率的に東南アジアの株を買いたいと思っているんだけど、暫し待て、待てばカイロはエジプトの首都。


うーむ、という説明でCPを厚くして、ここが我慢のしどころよ、と父上に説明したら、どうなるであろ?


 「この腰抜け芋侍め!芋じゃ、芋じゃ、芋侍じゃ!」

と嘲られはせんじゃろうか?


アメ株の軍需銘柄も観察してるけど、特にダウやS&Pの動きと乖離してもないし・・・。

さあ、どうしたもんじゃろかいのう。