世の中には、総資産を一点集中投資するリスクジャンキーな方が、ままいらっしゃる。
何人か紹介しつつ、ゆかぴょんの感想を書きとどめておきたいと思います。
まずは、mushoku2006
さんから。
1970年1月生まれ、2006年に無職生活に突入した45歳のおっさん、とのことなので、1992年に就職して15年ほど働き、その後、10年ほど無職ということになりますね。
資産は一応億超えとのことですが、ゆかぴょんの推定によると、1.2億円ぐらいと思われます。
mushoku2006さんの信条は『損切はしない』だったそうですが、金曜日は「@63.76で買っていたのを、@61.44で一旦損切り、安くなったところを買い戻そう」とデイトレしようとしたところ、買い戻せなかったようです。
この方は
・年間の生活費が100万以下に抑えられるドケチ
・親御さんが健在かつ自身よりお金持ち
・(大工であり、大家でもある)親御さんが建てたアパートに住んでいるので、住居の心配がない(家賃は払っている)
という点がかなり大きなアドバンテージとなっているようです。
ゆかぴょんの感想としては、VTなら、
・資本主義は崩壊しない
・長期的に見れば世界経済は成長していく
・株価の長期収益率は年率5~8%に収束する
と考えれば、一点集中投資でも問題ないようと思えます。
そっか、インデックス投資ちゅーのも、確かにありですなあ。
NK平均やTOPIXはぶれすぎ、人口動態からも買い辛いけど、世界経済に連動ならまあいいか、と思えます。
ただ、経済成長率・人口動態から考えると、東南アジア~インド~中東~アフリカの市場にやや配分を傾けた方が、ブレ幅は大きくても最終的には報われるんじゃないかなと思えるので、VTに(1582)iシェアーズエマージング株ETFと(1583)iシェアーズフロンティア株ETFを組み合わせるのが面白いんじゃないかなーと。
エマージングは新興国(BricsやVistaなどの新興国)、フロンティアはそれより辺境の中東(クェート)やアフリカ(ナイジェリア)などの国になります。
エマージングは、それらの国の株を直接買うのは困難でコスト高なので、ETFで低コストで投資できるのはいいですね。
VT (バンガード・トータル・ストックETF、米国株式市場の時価総額の99.5%以上を反映し、投資対象は北米市場、ヨーロッパ、アジア太平洋先進国、及び新興国)に1点集中投資されていたのですが、先週の金曜にギリシャ問題、中国株式市場の暴落を受けて、売却され、現在はCP100%(但し、ほぼ100%米ドル)とのこと。