政府は13日の閣議で、他人の罪を明かせば見返りに刑事処分が

軽くなる「司法取引」の新設や、取り調べの録音・録画(可視化)の

義務化などを柱とする刑事関連法制の 改正案を閣議決定 し、

今国会での成立を目指すそうです。

成立後は今夏にも公布され、3年以内に順次施行される、とのこと。


日経の記事によると、

>司法取引は逮捕・起訴された容疑者や被告が他人の犯罪を明かせば

>検察が起訴を見送ったり、求刑を軽くしたりできる制度。

>汚職や詐欺、薬物事犯などが対象で、取引には弁護人の同意が必要

>だ。公布から2年以内に施行される。


>うそをついて他人に罪をなすりつける行為による冤罪(えんざい)を防ぐため、

>虚偽の供述をしたり、偽造証拠を出したりした場合は5年以下の懲役とした。

とのことなんだけど、これって何かおかしくね?


一応、虚偽の供述や偽造証拠を出した場合は5年以下の懲役があるとはいうものの、そもそも、司法取引って、自分の罪を自ら明かせば罪を減刑する、って制度じゃね?

映画なんかだと、マフィアの薬物犯罪なんかで、マフィアの構成員が組織の犯罪を告白する代わりに身の安全や別人として暮らせるような保護制度を受けられてたりするのはあったりするけども、それは派生的なもんだよね?


他人の罪を明かせば、ってそりゃ、複数で犯罪をして、一部の人間がつかまったら、「オレは悪くない、主犯はアイツです、あんなことやこんなこともアイツはしてましたー」って、するのは当たり前じゃね?


裁判員制度といい、日本の司法ってアホの子が仕切ってるの?といいたくなるようなことばかりやってる気がする。