不動産経済研究所が7月15日に発表した、2014年上半期(1~6月)の首都圏のマンション市場動向によると、2014年1~6月の首都圏のマンションの供給戸数は1万9,394戸で、前年同期の2万4,299戸より20.2%減少した。過去最高だったのは2000年の4万6,816戸。


 また上半期の1戸当たりの平均価格は、前年同期より274万円(5.8%)増加して5,010万円、1平方メートルあたりの単価は、前年同期より3.5万円(5.2%)増加して67.2万円だった。


なんですと。


サラリーマンの平均年収が400万というご時世ですぞ。

これだと大学卒業後の23~60までの38年働いても、1億5200万。

退職金を2000万貰っても、生涯賃金が2億に届かないじゃーないですか。


もっとも、大卒サラリーマンの生涯賃金は3億円つーから、退職金2500万引いての、2億7500万を38年で割ると、平均年収724万ぐらいと。


うーん、それって、多分、従業員1000人以上の大企業だよね。


仮に生涯賃金3億円だとしてもさ、税金と社会保険料を引いた手取りは、75%ぐらいの2億2500万ぐらいだよね。


5000万のマンションを40歳で買って60歳でローン終了、低金利&住宅ローン控除で利息は無視しても、管理費2万×12ケ月×20年=480万、固定資産税15万×20年=300万。


志々雄さんのセリフじゃーないけど、

 「このマンションには、生涯賃金の手取りの1/4を突っ込んだww

  (5800万/22500万=25.8%)」

ということになるわけですな。


しかも、これに火災保険や生命保険、管理費の値上げや10年置きぐらいの修繕一時金が数十万あったりなんかして、そうまでして20年後に自分のものになっても、管理費を毎月何万円かは払い続けないといけない・・・・・・。


いやー、東京でマンションなんか買ったらいかんですな。


関西圏でもぐっと安く、名古屋になると東京の4割引きぐらいの感じだから、無理して買ったらイカンですよ。


などとシミュレートしてみたゆかぴょんなのであった。

ちゃんちゃん。