前回の宇都宮(城井)鎮房の反乱からの続き。

 

猪武者で煽り耐性の低い長政が城井谷に突っ込んで行って、フルボッコ。

毛利に後詰を頼んで、城井谷封鎖→和睦。

秀吉は逆らうものは許さず。

肥後の不手際で成政謹慎。

ああはなりたくはないのぅ、で長政、宇都宮鎮房を謀殺。

 

なんちゅーか、事実を羅列したドラマで盛り上がりに欠けましたな。

 

あんまり過剰な演出やアクの強い解釈で描かれるとそれはそれでどうかと思いますけど、素材の味を生かしました!みたいな、てゆーか、味付けないですやん的な描き方もいかがなもんかと。

 

久秀や直家みたいな悪党も出してるんだし、例えば恵瓊もそんな感じで描いてやればいいのに。

 

恵瓊「豊前宇都宮家は頼朝公以来の家柄とか。ところで、関白様と征夷大将軍、どちらが偉いか知ってますww」

 

鎮房「あのような成り上がりものなどに頭を下げられようか」

 

恵瓊「その関白様に大友も島津も頭を下げたんですけどww その意地どこまで立て通すおつもりかww 今なら、まだ一族郎党皆殺しを回避できる・・・・・・かもよww」

 

みたいな煽りと意地の張合いを描けばいいのに。

 

鎮房が中津城を訪れたのも、和睦からかなり時間が過ぎて、しかも官兵衛の留守を狙ってきたみたいな説もあるし、『あの野郎、舐めくさりやがって(長政談)』的な解釈で描いてもいいと思うんだけど。

 

あれだと、黒田家の葛藤や覚悟も、鎮房がどういうつもりでどの程度の見通しで反乱したのやら、わかったもんじゃないから、すっきりしないんだと思う。

 

あと残り3ケ月で、小田原・挑戦征伐・関ヶ原、合間に利休切腹・秀次切腹なんかが入るわけですかい。うーん、ダイジェスト大河の予感がするのぅww