おっぱっぴー(従弟、立命館アジア太平洋大学生)の家は広い。
築100年は経過しているであろうという日本家屋で、一部近代化改装済みなのだけど、ゆかぴょんと兄者は有り余ってる和室を適当に選んで布団を敷いてお泊り。
クーラーはないけど、夜になると涼しい風が通るので、意外と問題なし。
アスファルトやコンクリートで覆われてる地面が少ないからだと思う。
翌朝、セミの鳴き声で目を覚ます。
「ワーシワシワシワシワシ」って、ウルセーよ!!声がデカ過ぎるんだよ!!お前は老害系男子か!!
軽く朝食をいただき、朝の勤行につきあう。
伝統のある家は違いますな。仏壇の隣に神棚が在り、天皇陛下のご真影まで飾っておられる。うむ、日本人の家庭はこうでなくてはいかん。
あまり暑くならないうちに、と宇佐神宮へと向かう。全国の八幡宮の本宮ですな。
しかし、ゆかぴょん、平安時代に成立した『延喜式神名帳』では、伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の3社のみが神宮と記載されており、宇佐神宮はそうはなっていなかったという点がちょっと気になるなぁ。伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟という位置付けなのに。
おっぱっぴーが、大駐車場を避けて側面の道に入っていく。通は無料駐車場に止めるんだそうだ。ゆかぴょんも無料は大好きだが、お前、前世はつるピカハゲ丸くんとか言う名前じゃなかったかw
参道をショートカットして、上宮の登り口に到達する。
巨木を眺めながら、石段を上がり、国宝指定の本殿へ。
普通は二拝二拍手一拝なんだけど、ここは伊勢神宮や出雲大社などと同様、二拝四拍手一拝なんですと。この辺も寺社仏閣好きには気になるところですな。
『世界人類が平和でありますように、等と欲深なことは申しません。ゆかぴょん一人で結構ですので、以下略』とささやかな願い事を申し上げ奉る。前者の願いよりも70億分の1くらいの難易度だから、簡単な問題から解くという受験テクニックを八幡様が体得されておられれば、すぐにも叶えていただけるであろう。(続く)