鱧料理を堪能した後、おっぱっぴーの車で薦神社へと向かう。

おっぱっぴー、免許を取って半年もたってないのに運転上手いな。

ほぼ、ペーでパーなドライバーであるゆかぴょんは、未だにハンドル握ると緊張するぞ。


近くのコンビニの駐車場に車を止め、大きな池のそばを通って神社に向かう道々、おっぱっぴーがいろいろ解説してくれる。
何でも、ここは宇佐八幡宮の祖宮なんだとか。
おー、たしか、司馬遼太郎の「街道をゆく」で読んだ記憶があるぞ。

ここにある楠は樹齢千年といわれてるけど、10年前も樹齢千年っていわれてたんだよね、年をとらないのかな?Frauとか女性セブンとかで年を取らなくなる神木!みたいな特集したら観光客増えんじゃね、等々。

いや、お前も結構、どこから突っ込んでいいかわからない言辞を弄するようになったもんだなw 少なくとも、Frauと女性セブンでは読者の属性が全然違うから、同列視しないほうがいいぞw

鮮やかな朱塗りの神社にて、賽銭を投じながら「世界人類が平和でありますように・・・・・・などと強欲なことは申しません、ゆかぴょん一人で結構ですので、商売繁盛、家内安全、交通安全、無病息災、etc,etc」とお願い奉り申し上げた。


うむ、これぐらいのささやかな願いなら、八幡様もいと易きことよと叶えて下さるであろう。

神社を出て、耶馬溪へと向かう。

おっぱっぴーが運転しながら、「左手に見えるのが八面山でございます」と観光ガイドをしてくれる。何でも、建武の新政の後、足利尊氏が九州に落ち延びてきた時に再起を誓った石舞台があるそうな。


そう高い山ではないけど、尊氏、山登りする暇があるなら、もっと他にすることがあるんじゃないのか?と突っ込みたくなるのは、ゆかぴょんだけではあるまい。


戦国のアルピニスト、成政と語り合うことがあったら、よい友達になれたであろうか?


「おめーのはワンダーフォーゲル、つーか、ピクニックだろw」

disられ、

「いやー、天下の関白様に領地を貰ったのに、一揆を起こされて切腹endの方はおっしゃることが一味違いますなあw 某なんぞ、身一つで初めて九州に来たのに、周りがほっとかないから気が付けば天下人ですよ、能力的・人格的魅力が有り余るほどあるというのも考え物ですなw」

と煽り返され、電流火花が飛び散る喧嘩になるような気がするw

てなことを考えているうちに、耶馬溪は青の洞門に到着(続く)



※20140820加筆修正