友人から、ガンのことについてよく聞かれることになった最近。

でもその友人は、単純に、純朴に?

分からないことを前提として、

きっとわかりやすく教えてくれるだろう病者である本人に聞いているのだろうけど

答えに迷うことはないのですが、

聞いたからこそにはそれを受け止める覚悟をもって訊ねてほしいと思ってしまったりも。


というのは、

あと、どれくらい生きれるのか

5年生存率で、可能性はどれくらいか、

なぜ抗がん剤を打たなきゃならないのか、

ガンが発覚するまでに初期症状はなかったのか

放射線治療は痛いのか

癌になるとすぐ死ぬのか

煙草は癌に影響するのか

癌で死ぬことはあるのか

抗癌剤は医者なら絶対に打たないというが、なぜ打ってるのか

打たないほうが良いと思う。


など、どこかで仕入れてきた情報をすこし強めのきつい口調で

諭すかのように一方的に言われたり、

事実に反することをさも当然のことのように知識として盛り込んでくる辺りが

ちょっと許せなくて、


非情か無情か、自分の知っている限りの自分のことを淡々と話していたら、

なんでそんなこと言うんだよ、、もっと希望持てよ、なんでそんなに悲観的なんだよ、

と述べられてしまい。


んや、ただ単純に現状を説明しているだけなんだけど。」


なんでそんなに冷たいんだよ、なんでそんなに乾いてるんだよ、


と、感情的に物事を判断するタイプだったらしく、


正直、めんどくさいな←

と、思ってしまい。


感情のスイッチをオフにしてから当事者には聞いてきてほしいものです。

そこに邪推や偏向、感情など入れられても、困る。

割り切れない人に、希望を持たせる思いやりをこちらからしてほしいということですか。


はぁ。


100%生きれるよ、

と嘘言ってみると、信じないし、

自分の言葉で自分を苦しめたくない。


たてまえの言葉なら言えるけど、

ましてや距離の近い友人だし。嘘を言えば、嘘とわかると思って

言わなくていい嘘を放つ必要もないかな、と心を許した僕がバカでした。


正直に、0パーって言ってもキレだすし。

何がしたいのやら。

周りの人の気持ち考えろよ、って、怒り出すことすら、

既にこちらの気持ちを考えられないのに?

と心のなかで反論してしまっていて

どうにも。


ココは嘘でも、生きれる可能性でも、嘘をついて言っておくべきだったのかな

信じる心は素晴らしいとは思うけど、マイナスの起点を始めとして動いてる

超絶ネガティブな僕からすると、沸点は低くとっていないと

それ以上のマイナスを抱え込んだ時、困ると思う。


ポジティブですから、と言えるのは、

あくまで始点がマイナスの値や、ゼロからスタートしてて

そこに至るまでの沸点の低さや、マイナススタートした分だけメンタルを強く見せれる

己の中の努力のようなものであって、


何にも傷つかないオリハルコン級の精神力を持ってるわけじゃないってこと

いい加減、気づこうよ。


わかりやすく言えば、

レベルを上げるだけあげて、体力を最初から6000くらいにしておくと

敵の攻撃が、1回辺り1000だったとしても、まだあと5回はメンタル崩壊への保険が効く。

だから、体力をつけて、保険を増やしておくと、危機回避に精神力を養える時間をさほど取らなくても

絶対値(全体の容量)が高いので、

いくら衝撃的なことがあっても、メンタルが並か、向上したかのように周囲には見せることが出来る。


本人の不安そうな挙動こそ、周囲に一番不安を呼び寄せてしまうのは周知の事実。

無駄に不安を呼び寄せる家族の言動だけみてればいいんだから、楽です。

そこはそうじゃない、と指摘できる余裕が自分の中に保てるんだから。


だからこそ、どんなにツラい時でも感情を表に出せないのは

ネックだけど。

そうした表情を見せられる人が未だかつて、さほどいないというのが、

これからの生活の上で、見つけられたらいいかな、と思うところではあるのかなーっと、

最近になって思うようになりました。