行ってきました。
今回の抗がん剤で全体で12クール目となります。

で、あとで話しますが、
診察をした上で主治医からの話に進展がありました。

昨夜、熱が出て8度超え。
悪寒とダルくてキツかったまま、朝を迎えて
朝は、7度6分と微熱だったので
すこし病院に行く時間を遅らせて(と言っても、1,2分)
行ってきました。

治験薬を担当してくれるARO次世代医療センターに着くと
担当の方以外の人が担当してくれて
問診とアンケートをいくつかして、
体重、血圧、脈拍測定と、
それから、担当がきたので
採尿、レントゲン、心電図をして、腕に針の管を差して、採血をされて
それから1時間後の診察でした。
(血液検査の結果が1時間後にしか出ないので。)

それで、診察をしたんですが
血液検査の結果としては、先週、痛みを表す数値が8,5だったのに対して
今日は、10,5を有に越しているという話でした。
まあ、今日打った抗がん剤で落ち着くと思いますが。

えっと痛みとしては、10を越すと
中肉中背の男性がおもいっきりグーパンチでおなかを殴ったときの痛みがジンジン長時間する感じです。←

ま、ともかく痛みが上がってたってことですね。

で、今回の問題はそこではなく。
治験薬を打ってからの様子を見る限り、熱が出たり
レントゲンやCTの結果を見ても、
著しく効力があった、わけでもなく、
文字通りの維持はできているけれども
期待通りというわけには行かず、

あ、でも最初の段階からは、大きく変化した(縮小した)ので
まったく効果がなかったわけではないけれど、
またガンが耐性を作りつつある。
と、いうことで、遺伝子検査ならびに
遺伝子の型が特定されていない現状を踏まえ、
ドライバー遺伝子検査等々に参加したわけだけど、

一回目の、別の病院で行われた生体検査では、
肺の中にカメラをいれるために、喉のところに、麻酔薬を散布して
食道の方にカメラが入っていかないように
気をつけながら、肺にカメラを入れて
その腫瘍の場所をカメラで見ながら、生体を採取したわけだけど。
その量が少なくて、冷凍状態から、解凍された時に
得られた細胞の数が少なかった事もあって、

二回目を、今の病院でしっかりと腫瘍から切り取るような形で
細胞を摘んできたにも係わらず、
メガネ君曰く「自分としては、とても納得がいかない事だった」と言える結果だったそう。

というのも、腫瘍の周りから、かすめ取るようにして得られた細胞には、
肺がんのそれ、という細胞は採れたのに
つまんできた大きな腫瘍からは、ほとんど採取することが出来なかった。

メガネ君「自分が思っていたものより、結果が出なかったことに納得がいかなかったんだよね。検査自体の精度も上がって、二回目(全体では三回目)残ったサンプルで行った検査でも結果が出なかった。そこで、、上の先生(教授)たちにもかけあって新たな採取方法を実施しませんか?というお願いも含めたものなんだけど。

第1に、それは、カメラを飲むことよりもリスクは高まるんだけど、確実に検体を採取できる方法であること。

第2に、元々、ユキ君がたばこを吸ったことがない事から、肺ガンになっているということがすごく大きなことで、それに対抗すべき手段が今のままでは無い、ということはないんだけれども、打つ手が少ない。ということから、少しでも手数を増やしたくて、生体検査に望んで欲しいということ。

第3に、カメラで採取するやり方では、非常に採取しにくい場所にある為、いつも生体が僅かしか取れない上、今お願いしてる検査では、パーセンテージとして採取できる細胞の確率が高まる。という点。

しかし、あくまでその生体検査は、この先、治験を進めていく上で、
腫瘍が大きくなり、背中に向かって腫瘍が大きく肥大した時にしか行えないので
とりあえず今の段階で耳に入れておいて欲しい。」

と、いうことでした。
で、そのとき、CRCの方も同席していたのですが
浮かない表情をされていたので、先生の話を割って、

どうされたんですか?

って、質問したら、言いよどんでいたので。
あとで話を聞くことに。

で、CRCの人の話によれば、
肝臓や他の臓器では、その検査方法は取られているけれど
肺での検査は聞いたことがない。
ということでした。

なので、そういうこともあって、
主治医と話していた時に、
既に、その検査方法の名前を聞いておいたので
いま帰宅したところなので、ザッと調べてみました。

「CTガイド下肺生検」というそうです。
うつ伏せで、CTを撮りながら、医師はその映像を見ながら
背中から肺にかけて注射を打ち
(注射針に内蔵されたカッターから、病巣部の細胞を採取するそうです。)

でもリスクが高く、肺に穴を開けてしまい、
肺気胸を引き起こしかねないので、その後の看護が重要とのこと。

この検査による細胞の採取率は上がるが、高リスク。
肺カメラの採取率は低いが、低リスク。

ということ。

うーん、するかな。
面白そうだし。←

自分の手駒を増やす(薬剤の選択肢を増やすいい機会になりそう♪)
可能性の域を広げる上で、重要なことだと思うから。

ただ、肺気胸にはなりたくないので
医師のテクに期待する他ないです。

抗がん剤打ってるとき、
顔面蒼白になってたらしく、
ずっと、大丈夫ですか?って聞かれてた。
汗をかいていたことはわかるけど、体温が35度と、低かった。
のと、今日は心電図をとりながらの抗がん剤だったんだけど、
ずっと、脈拍計がとれてなくて、
心電図を午前中撮ったときも、、出なかったみたいで。

今日は、血圧低いのかな?
って思ってたけど、血圧測定では、高血圧だったから、なんだったんだろう
ッて感じでした。

とりあえず、今日から地獄の副作用一週間が始まりまうす。
前回が、ちょっとキツかっただけに
吐き気止め、しゃっくり止め、出血止めの薬をいくつか処方して頂きました。

あとー。
そんなこんなで、治験も残すところ
あと2クールくらいみたいです。
前回のアリムタが7クール終りだったので。
今回もそうなりそう。
ワクワク!!
ドキドキ!(急にどうした。

んや、だって、治験終わったら、
それが本当に治験薬だったか分かるじゃないですか!!
分かるんですよ!
これで、治験薬じゃなく、ドセタキセルの副作用だけッて言われたら。

フッ。。。。もうどうにでもしてくれー!
って、気持ちになるじゃないですか。

あんなに主治医もCRCの人も、治験薬だと信じて行動しているのに。
その期待を一気に裏切る内容だったら、
合わせる顔がありません。
確実に僕のせいじゃないですが。
覆面をかぶって再会を果たさないといけないような末路となりそう←

僕はラムシルマブが本物だってあまり信じていないので。
まあ、頑張ります。
まったりボチボチ。ボーっとしながら。

とりあえず、そんなところです。
ではまた、あとでもう一個日記書いて、寝ます。
今日はなんだかんだで疲れました。

あ、今日は、ケモ室での投与でした。
あと、あの検索ワードの意味わかりました。やっと←

今日から、小児ガンの子供達は、
小児がんセンターでの抗がん剤投与になったそうなんです。
だから、ケモ室、小児立入禁止、で検索ワード出てたのか。と。
やっと謎がとけました。

それ知らなかったので、すこし残念です。
だから静かだったのか、と。