悪戯に自分を落とし込む。

ふらふらになりながら、外に出て鍵をかける

起きたままの格好なら、外出着出ないことは確か

だけど、視線も気にならない程に欲してるものがあって

そこにたどり着くためなら、それまでイイ子を演じ分けてきた外見も

脱ぎ去って歩む道もあると願い

手にする

決して口にしてはいけないと思っていたもの

癌になって抑えていたもの

癌になる前から久しく飲んでいなかったもの

自販機の前まで着てようやくチャリンと音を出した

ポケットの中の小銭

ようやく耳に届いた

使っていい

使うべき

使わないとここにきた意味が無い


暗示催眠

自己に問いかけることばの渦に埋もれる

埋もれて埋もれて這い上がれなくなるまで埋もれて

それでいて欲にかける掌の疼きは汗となってコインを逃がす

でも、ここまできたんだから、、と百円を投じる


"コカコーラ"


何日ぶりに飲むんだろう

癌になってからは、一度しか飲んでないもの

たいして必要としてこなかったもの

昔はよく飲んでいたもの

身体に悪いと思っても蓄えたくなるもの


たまに。


別の人のブログで

がん患者さんのブロガーさんで

マックを久しぶりに蓄えたという人がいて

ジャンクフードを癌になってまで食べるなんて、と

その人は自身の行いを嘆いていたけど


僕も無性に食べたくなるものがあって

ずっと抑えていたりしてそれがストレスになるくらいならと

買い込もうかと思っているものもあって


でも、それをしたからといって

その時々はよくても

後からまた後悔してしまうだろうな、と思っても時は既に遅し


便秘にビ炭酸は効くと耳にしていたから、といういいわけを軸に

一気に飲み干したコーラは、ビールを飲めない現状にはとても心地よく響いた。


意識はハッキリとしてきたけれど

今日という日は、日が日じゃないような、アンニュイな時間だった

時が時のままに進んでいなくスケジュールもあったものじゃない

目覚めては寝て、眠ってはおきて、起きていたと思ったら、いつの間にかマウスそっちのけで画面に突っ伏す頭があって

気持ち悪くて嗚咽を繰り返してトイレに寝そべって出るか分からない肥溜めのおなかをさすって

また欲求のノート開いて叶えられないアマゾンのお気に入りリストの枚数重ねて

挫折と疑念をノートに写して

夜に食べる食材の事を思い描いて

蓄えた分増えていくからだの醜さを呪って

動けない身体の醜悪さを見限ってただ、貪る貪り続けるこの身体と病の相互関係を見やって




はあ。

まったり心が沈んでいってます。


何もすべきことが無い。

やりたいことがあってもそれを叶えられる環境にないと

こうも心が沈んでしまうのかなってほど



暑い。