早くも今年も師走に突入しましたね。


気がつけばこのブログもはじめてから7カ月ほど経ちました。


なかなかうまくいいたいことを伝えるのって難しいな、と思っておりますが、

思いつくがまま、表現し続けたいと思います。


このブログでも何度かご紹介させていただきました、四谷ふく。

(なんとホームページができました!!!http://yotsuya-fuku.com/


今年11月でめでたく満2歳になられた、ということで、お友達の号令の下、行きました。

先月の勝沼ヌーボーで場所取りをしたり、お料理を持ち寄った主メンバー7名でのお食事でした。


おめあては、2周年の特別メニュー!

席に着くなりテーブルセッティングとこのそそるメニューたちに早くも心はウキウキの一同。

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あれ、いいね~~

これ、おいしそうだね~~


と、早くもテンションが上がりますアップ


ふくかつリエット
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はやくも名物「ふくかつ」の名前が!

http://yotsuya-fuku.com/food/index.html

ふくかつで使用されるお肉をリエットにしていただきました。


河豚の煮こごりとわわ菜のサラダ。ごまみそポン酢。
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わわ菜っていうのはいわゆるベビー白菜(http://www.tokitaseed.co.jp/my/wawasai.htm )のことのようです。

河豚の煮こごりを散らしてサラダにするのですが、驚いたのがごまみそポン酢。

味の強いドレッシングが河豚と…なんて考えるより食べろって感じですよね。


河豚の香り、味がごまポン酢に負けない素晴らしいお味でした。マッチングももちろんステキ!

そして、この小さい赤いの。

直径1cmもないくらいなんですが、これ、トマトだったのです。食べてびっくり!

ベビー白菜よりもこっちにびっくりしたのでした、アタクシ。



で、ここからアクセルが徐々に上がっていくのです。


凌ぎ「カラスミ炙り、飯蒸し」
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つか、この時点で凌ぎじゃありませんって!!

ああ、日本のカラスミっていいのねン♪ 


うまいですかって?


( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚  シュポーン!!


これくらい、うまいのですよ。


蒸しあげたあとに柚子を少し入れたのかな?季節感のある香りがたまりましぇん!

カラスミご飯(ご飯はもち米を蒸したもの)って… 。゚(T^T)゚。

わが軍は、凌ぎきれませんでした…。あえなくおいしさの波にのまれるわけでした…。



凌ぎきれない敗軍にさらに追い打ちをかける一品が!!


椀「あんこう汁」
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安肝を溶かしてお味噌とお出汁で汁ものにしたところに、あんこうの身がどっさり!と。


( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚  シュポーン!!


この日のメニューで一番気に入りました。

今までいただいた安肝は食べても生臭みが多いものが多く、文字通り苦い思い出もありました。

が、この椀物には、生臭みなんてとんでもありません。言うことすら失礼でした。


非常に濃厚で、温まるメニューですし、あんこうの身に付いているコラーゲンをチューチュー吸えば、

翌日の肌の艶やかさよ!


おいしくて肌もキレイになるって、本当にいい食べ物なんですね。

こういう仕事してくれるお店ってほれぼれしちゃいます。



河豚のタタキ
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天然トラフグ、これ、初物でございました。当り前か。

河豚はタタキなので、表面に炙った痕が。そして、身が厚いのです。


もみじおろしポン酢か、すだち+柚子胡椒でいただくのですが、やっぱ、河豚っていいわよね。


下野牛サーロインの西京味噌漬(牡蠣の有馬煮、焼き栗、オリーブ)
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サーロインを味噌漬けするってはじめての体験でした。

http://okami-kaitennikki.at.webry.info/200911/article_9.html

味噌漬って素敵な調理法で、牛肉の甘さがすっごく引き立ちました。

願わくばサーロイン一枚分いただいてみたかったです。

下野牛とは行かないが、作ってみたい気になります。


他にあったなかでおいしかったのは新オリーブ。

オリーブって茶色い感じのアレで、食べるとエグミというかすっぱい感じがして、

「オイルはいいけど、身はね」という感じでした。

が、この新オリーブは「新」ですからかね。エグミや酸っぱさもなく、マイルドなオリーブの香りのみ。

新しい発見でした。


牡蠣の有馬煮。有馬って山椒のこと。

出汁と山椒のキレのある香りが牡蠣にしみ込んでいいんです!

生牡蠣だとたくさん食べられないのですが、火を通せばかなり食べられます。

その中で有馬煮というのはステキ。

酒の肴にぴったりな一品だと思います。


新鮮な牡蠣があればやってみたい・・・・。



で、煮物「蕪 すっぽんスープ煮」
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車海老と一緒にあるのがすっぽん君です。蕪の中には銀杏が。

緑色は壬生菜。すっごく久しぶりに食べたと思う。壬生菜は大好きであります。

実はすっぽんって食べたことなった(と、思う)ので、これが実は嬉しはずかし初体験、でした。


ふむふむ、こういう味なのか、とお勉強モードでした。

このエンペラの部分もかなりのコラーゲン質でした。


あんこうと合わせてプルプルになったのは言うまでもありません。



そろそろ佳境にさしかかります。

ふぐの唐揚げ
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ふぐって唐揚げよね~~~~


右奥は海老芋の唐揚げです。ねっとりと甘くて繊維質なお野菜。

河豚と合わせて冬!って感じがしますね。


最近は河豚も養殖物が増えて年間を通じて食べられるようになっていますが、

やっぱり、冬の風物詩ですよね!

やっぱり日本は春夏秋冬、それぞれの季節でそれぞれの味覚があるわけですから、

こういう感覚はこれからも大事にしていきたいと思いました。


本当に河豚の唐揚げはだ~~い好きであります!!


お食事「いくらおろし蕎麦」
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お蕎麦はふくの名物。

店主手打ちのお蕎麦で、香りがとっても強くていいのです。

いくらの濃厚な味と合わせて負けないので、一緒に食べるとこれまたお口の中がパラダイス銀河ってわけで、

ローラースケートぐーるぐるなのであります。


ふくさんのおそばでは雲丹蕎麦が好きなのですが、ここのお蕎麦は雲丹にも負けないくらいですからね。


厨房で忙しくされている合間に(!?)手打ちそばをされるのってすごいと思います。


普通のお蕎麦屋さんで河豚の唐揚げやあんこう汁なんで出ないもの。

そんじゅそこらのお蕎麦屋さんよりもおいしいですし。

ちょっと辛めのそばつゆがキリリと引き締めてくれるとっていい逸品です。


デザート「牛蒡のブリュレ 黒豆添え」
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メニューをみたり、おかみさんのブログの中で、一番気になっていたメニューでありました。

どんなんだろう?

どんな味なんだろう?


と楽しみにして、ここまで悪酔いもせずに食べてきました。


パクリと食べると。

ブリュレなのですからカスタードクリームの香りとそして、牛蒡!!

むしろ牛蒡の風味が強く、嫌味な甘さにならないところが、オトナな締め!って感じがしました。


すごいのはここまでなめらかに造ったことだと思います。

当然なめらかな口当たりで牛蒡の繊維質なんて一切感じませんのでね。


どうやって作ったのでしょう?

そりゃぁ、試行錯誤して造られた逸品ですが、きっと思いもよらぬ方法なのでしょう。

この甘味は2周年にとどまらず、常にいただけたら本当にうれしいと思いました。



最初から、締めまで、本当に心のこもったお料理を堪能し、心身共に満足しました。

おいしいものをいただいて本当に元気をもらいました。

とって、素晴らしいコースでした。


接客だって本当に気持ちがいいと思いますし、

日本酒、ワイン、焼酎もこだわりぬいたおいしいものがありますし、

雰囲気だって本当にいいし、

当然お料理に至るまですべてが繊細でいいお店だと思います。



きっとミシュランで☆とっちゃってもおかしくない素敵なお店になってくれると思います。

どうかお体に気をつけておいしいものを作り続けてください。



本当に、ごちそうさまでした。