私のプロフィールに書いてある、本当に好きなもの が今回のタイトル。
町中にある老舗のお鮨屋さんです。
ここでは本当に”衝撃”というものを味わい続けてまいりまして
もう 5~6年くらいはやられ続けているのではなかろうか?
その中でも 特筆すべきは 煮穴子 と かわはぎ
僕は日本で一番おいしい煮穴子&かわはぎを食べさせてくれるお店だと自負している
煮穴子は”とある時刻”(神の刻)に煮上がってきます
なので、その時間にそこにいないと食べられない。
(大げさだけど、19時予約とかすればほぼほぼOK)
アツアツに煮上がった穴子を
素早く切り
さっと握って
ホイ!
と出してくれます
このプロセスも見ていて気持ちいい
その穴子は琥珀のような艶やかさがあり、
煮たてのアツアツを頬張ると ホロホロ と 一気に 溶け出す
男子たるもの、一口で召し上がるべし
みりんやお酒の甘みがあってもちょっと抑えて、その代りに穴子の甘みを最大限に引き出します。
早く食べて! と おやじ(大将)はせがみます
わーっとるわい!言われずもそうします。
おやじは次々に握っては周りのお客さんに渡します。
そして2周目 あるんです
今度は粉山椒を付けて同じアナゴを食べます
山椒に負けないくらいアナゴの甘みを感じられ、穴子のすごさを実感するとともに、
山椒の爽やかさ、舌がしびれる(麻:マー)程の気持ちよさも。
こんな文章で伝わるかな~(ちょっと不安)
僕は日本一だと思います。
余った穴子があったときはあなきゅう巻として出してくれましたww
きゅうりの細かさも、わかるかな~? この食感もまた、たまらないのよ。
そして、僕が断言するもう一つの日本一
かわはぎ!
お刺身でいただきます。
「今日のかわはぎです」
と活きのいいかわはぎを見せてくれて、奥の厨房にいくと、
あっ というまに3枚におろしてきます
それを素早く切って出してくれます
左のうっすら白っぽい色、これ肝なんです
「えっ もっと赤っぽいピンクじゃないの?」
大将曰く赤がつよいピンク色の肝は血が混じっているんだ、と
うちの肝は血の部分を丁寧にとって、純粋な気もだけをつかっているからこの色なんだ
へぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇ(トリビア~~)
お刺身を「天ぷらにするのか?」、と言うほど肝という衣にくぐらせて、
お刺身を「フライにするのか?」、と言うほどパン粉のようにあさつきをつけて、
お醤油をつけていただきます。
もう、もう、もう、もう、もう
涙が出ます。おいしさに感動を覚えます。
「肝のおかわりあるよ」 と 大将
となるとこの食べ方は いかに肝をたくさんつけられるか競争 に発展します
新鮮な肝の風味は色のとおりクリーミーですが、生臭み一切なし!
丁寧な仕事ぶりをよくあらわしておりまして、
おおげさじゃなくて生きててよかった とも思えます
季節になるとたまにこんなのも↓
新鮮なマグロって血の味がおいしくて
中トロ、赤身、血合い 特に赤身と血合いのおいしさったらないよ。
ただし、この店
高い
ホイホイといけないので、それ相応の貯蓄を蓄えていきます。
が、
行くべし。
おやじさん、いつまでもお元気で鮨を握り続けてください
おかみさん、ちょっと控え目な印象もしますが、いつもステキです
むすこさん、みりんご紹介くださってありがとうございます 重宝しています
本当に 本当に ごちそうさま です
また、これを言いに行きます。


