お久しぶりです。今回はリムフォシスティス病について触れたいと思います。
フレークの口が腫れてしまっており、口の下あたりにもこもこした綿のようなものができています。色々調べ、リムフォシスティス病(カリフラワー病)だということがわかりました。
リムフォシスティス病は進行がゆっくりで自然治癒することも多いようです。それほど心配はいらない病気のようなのですが、餌を食べた時に少し暴れるような動作をすることが増え、さらには口を閉じなくなってしまい、固形の餌も食べなくなってしまったので、とりあえず隔離することにしました。口の入り口付近で発病しているため、柔らかい餌であるブラインシュリンプをあげたところたくさん食べてくれました。超小さなエビがたくさん冷凍されています。栄養価も高いみたいですね。
隔離後、グリーンFゴールド顆粒で薬浴しながらブラインシュリンプを与えていたのですが、1週間経っても良くなるどころか悪化してしまい、薬は効いていないようなので、1週間で終了しました。
ブラインシュリンプも食べてくれなくなったので、ブラインシュリンプのさらに小さいverのブラインベビーシュリンプに変えたところ食べてくれました。
こちらはエビと視認できないほど小さいサイズのエビ?が冷凍されていました。生まれたての稚魚でも食べれそうなサイズです。
ベビーブラインを与えながら、毎日水換えを行い1ヶ月。やっと口を閉じることができるまで回復し、ここ3日ぐらいは小さな固形の餌を食べてくれています。長かった。1ヶ月かかりました。淡水浴は行いませんでした。リムフォシスティスはそれほど心配がいらない病気ですが、食べれなくては餓死で死んでしまうのでどうしても心配でした。
発病の原因は怪我や水換え時の比重の変化など様々なようです。今回はアセが他の魚をつつきまくっていたので、フレークがアセにつつかれるのをよける時に口をどこかにぶつけてしまい怪我をしたんだと思います。アセのつつきは続いていたので、今は隔離ネットで他の魚達をつつけないようにしています。
長くなりましたが、まとめると
リムフォシスティスの進行は遅い
自然治癒することが多いが時間はかかる。
口やエラでの発病は要注意
淡水浴が効果的なこともある
薬浴は効果なし??(GFGは今回効きませんでした)
みなさんもリムフォシスティスを見つけたら気長に治療しましょう!