このHGUCゴッグ。
調べたら発売日は2000年と何と18年前。
もう旧キットのカテゴリーじゃん!
モデラー復帰してから一番古いキット。
(正月のアレックスはパチ組して塗っただけだから)
どーりで接着面に段差が出来たりエッジに無駄なバリが着いてたりと違和感があったんだけど18年か・・・。( ̄~ ̄;)
その間1/144サイズキットのゴッグは出てないってことなんですね。

実は
HGUCゴック
13年前に一度挑戦しています!
そして、とある事件で断念してます。

このキット最大の難関
角とエッジをおもちゃレベルにまで落とした
丸い丸い爪!
アイアンネイル!
鋼鉄の爪!
あれ?だったらアイアンクローじゃね?
エリックの鋼鉄の爪はアイアンクローだったよな・・・。(プロレスファン)
知恵袋で調べたらクローもネイルも意味は爪
人の爪→ネイル
鳥や獣の爪→クロー
だそうです。

人か?
人型だからいいのか?
アイアンクローの方が強そうだけど時代的にアイアンクローなんて名付けたらパクり騒ぎは必至だからでしょうね。だったらエルメスも気付けよ。
とにかくこのゴックと対峙したモデラー皆が感じたであろう問題点と向き合います。
で、今回考えたのが
ランナーに穴を10個

ランナーを切り分けて
そこにゼリー瞬着と丸ネイルを入れて

これを今から根気よく削ります!

で、13年前の事件ですが・・・。
当時佐川急便の新人ドライバー。
今と違い気楽な独身実家暮らし彼女無し。
HGUCゴッグを買った動機は忘れたけど素組みではなくコテコテにディテールアップしようとしていたのは覚えてる。
で、直面したのが今と同じくこの丸いアイアンネイル。
当時は延長せずに多少短くなるけど削りだけで良いやと判断し
とある天気の良い日曜日。
部屋でガリガリ削ってましたが無性に外に出たくなり作りかけのゴッグと工具を箱に入れてドライブ兼アウトドアモデリングへ
あてもなく車走らせ名古屋から岡崎市まで車を走らせ信号待ちの度に暇潰しがてらアイアンネイルをゴソゴソ削り
走り
止まり
ゴソゴソ削る
ひたすら繰り返し
ついに前車に追突しました。
(;゚д゚)

隣につられて前をよく見ず走らせたのが原因。
おまけに相手の後部座席には小さい子ども
無謀なアウトドアモデリングのゴールは岡崎警察署。
奇跡的に人身にはならなかったのが幸い。
名前覚えてませんがごめんなさい。
そして事故違反は超御法度の佐川への報告。
(半年に一度監査で徹底的に探られます)
死ぬほど怒られ上司から
「何がなんでも、どんな手を使ってでも物損にしてこい!」
んな無茶な!Σ(゚ロ゚ノ)ノ

結局親まで巻き込み再び岡崎まで謝罪に行くわで相手のご厚意もあり物損で済みましたが佐川は事故違反者に容赦ありません。課長に報告→所長に報告→朝礼での吊し上げ→始末書顛末書→ダメ出し→研修
と、今ならネットで話題になってもおかしくない茶番劇が続くのですが翌日何も呼び出されない・・・。
上司の上司から一言「物損になったか?」
「あ、はい。何とか」
「ん。」
(え、終わり?)
それだけでした。
じつはこの上司の上司、本社に僕を含め10人近くの事故違反を報告しておらず内部告発なのか監査でかは解りませんが本社にバレて降格、知多半島へ飛ばされました。そのまま退職して独立して運送会社をやってると風の噂で聞きました。
そして僕は佐川の仕事とモデラーの両立は厳しいと思い知らされ2010年のオラザク以外は模型から遠ざかりそのオラザクでの

この右手の爪の先端。
このときのアイアンネイルなんです。
これ以外のゴッグのパーツは行方不明。
そしてこのオラザクで銅賞戴いてから再びモデラー活動を停止。(仕事と育児と家事でお手上げ)
で、一年と3ヶ月前に復帰し再びゴッグリベンジとゆーわけです。
運転中はペーパーがけやめときます。(-_-;)