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”「指を洗濯バサミで挟む」だけで体の痛みが消える、視力が劇的に回復”


横浜マンション傾斜事件

自分がヌクゾウというふざけたHNを付けたのは、かつての姉歯一級建築士による耐震偽装事件がきっかけでした。

建築物の構造計算はとても複雑で、とても手計算ではしきれないし、多くは構造計算ソフトに頼っています。そのソフトに人為的に低い安全率を入力することで、建物の骨組みを細く設計し、コンクリートや鉄筋の量を少なく見積もって、材料費を節約しようというのが事件の概要です。

この事件によって、一気に鉄筋量が増えた時期がありました。

そもそも、建築物で多くとられる鉄筋コンクリート構造というものは、まったく性質の違う鉄筋とコンクリートが、ある部分ではまったく似通った性質を持ち、しかもお互いの弱点を補いあうという、奇跡の出会いものだったのです。京料理でいう「いも棒」のようなものです。

ただ、この事件がきっかけに、コンクリートに対する鉄筋の量が増大して、非常に充てん性の悪いコンクリートに成り下がったのです。簡単にいうと、コンクリートが、多量の鉄筋に引っかかって、下に落ちず、空洞の多い鉄筋コンクリートが出来上がるってことです。

なので、自分は鉄筋ぐらい少し抜いたって、しっかり鉄筋とコンクリートが結びついた、良好な鉄筋コンクリートを造ろうってことで、「鉄筋ヌクゾウ」と名付けました。


そして、昨今マンション傾き事件の報道である。その問題点を検証してみます。

まず、施工体制ですが、建築主、売り主=三不レジ→設計会社→監理会社(施工が正しく行われるかを監理監督)→施工会社=三井住友→杭施工1次下請け→2次=旭化成建材(現場に常駐して、杭工事の施工管理を担当)→3次下請け(実際くい打ちを行った会社)となります。

一般的には、監理会社まではどちらかとゆうと建築主の立場で動くことが大きいですが、本件は設計施工、三井住友が設計を担当したそうです。(ニュース情報)。
なので、工事監理も三井住友主導で行われた可能性が大きいと思います。(実際には、建築主側の監理者もいたと思います。本来、まったくの被害者である三井不動産が、本件ではいち早く謝罪、4棟建て替えを軸にという方針を打ち出したのは、ある程度施工不良を見抜けなかった責任を感じているから?、あるいは全く違う理由かもしれませんが。)

で、実際の杭打ちというのは、それこそ地面の中のことなので、正直わかりません。なので、細い径で実際穴を掘って、地面の固さや、土の質などを調査します。これをボーリングデータといいます。

正直、東京都内ならありとあらゆるところが掘りつくされていて、ボーリングを行わなくてもだいたい地面のなかって想定できるそうです。まして、私の住むところなどは平たんで、実際に杭を打つところから多少離れた場所のボーリングデータを採用しても、大きな違いは少ないと思います。

でも、大型マンションを造る工事って、丘陵地を切り拓いて造成したり、そんなところは、地面の中にも山があったり谷があったり、自分の知っているところでは、20m離れたら、支持地盤(建物を支えるための、固い地層)の深さが4mも違ったところがありました。

で、このボーリングデータをもとに、設計者が杭の仕様、長さ、工法等を決定します。

この設計をもとに、施工者が杭を打つのですが、なにしろ地面の中のこと、データが食い違っていることもあります。そこで、1本目の杭は、設計、監理、施工者立ち合いの元実施し、ボーリングデータとの照合を行い、晴れて本杭施工の運びとなります。

そして、杭施工業者は設計通りの杭を設計通りの長さ、深さで打ったことは恐らく間違いありません。多少、データの改ざん、改変をおこなったとしても、設計図通りの地盤状況なら、設計図通りの性能を発揮できたのではないでしょうか?

で、この横浜マンションです。改ざん70本の内、数本が支持地盤未達って報じられています。
これはどうしてわっかたのでしょうか?ここからは想像です。

支持地盤への到達、経験と勘によるものと報じられてますが、実際ははっきりわかります。掘削機の抵抗が増えるため、発電機が「ブーン!」ってうなり、電流計の針も一気にあがります。当然、地面の中にあるイレギュラーな物体(大きい石とか)に当たったことも考えられますが、これはさすがにオペレーターの感覚と経験に頼ることしかないですが。

さきほど書きましたように、場所によって深さが違っていたのではないでしょうか?設計通りの深度まで掘削して、思う様に支持地盤まで到達していないと杭施工業者が判断した場合、ほぼ間違いなく、施工業者(三井住友)に報告します。杭を設計通りに施工して、支持地盤に到達できないときは、それは杭施工業者の責任ではないからです。通常は、設計者まで報告があがり、支持地盤まで掘削し、その分杭をつなぎ合わせて長くします。

この報告時、施工業者(三井住友)が、「設計通りなんだから、今さら延長する杭を発注しても、日にちも費用も嵩むから、なんとか・・・・。」


こんなやりとりが合ったような気がしてなりません。


補足ですが、しっかりボーリング調査を行えば、こんな事件は起りません。
たとえば、ある程度の規模以上はボーリング調査を義務付けてはいかがでしょうか。
小規模なら建物の端と端を2点、ある程度の規模なら、建物の4隅と真ん中、さらに各データにある程度以上の誤差がある場合はその中間もとかのルールがあれば、構造設計者も安心できると思います。

なにしろ、地面の中のこと、杭施工業者のプロフェッショナルなプライドが無いと、本当に建物って傾いてしまいます。しっかり頼みます。

手乗り撮影続き

前回記事の続きです。

手持ちレンズに、シグマ18-35 F1.8 DC HSM/Artがありますので、同条件で検討してみます。

このレンズ、シグマArtシリーズだけあり、なかなかの解像度と、F1.8通しの明るさが売りのレンズ、1時期このレンズばっか多用していましたが、先日落として前玉の枠が割れてしまいました。

AFの精度がいまいちなので、最近あまり出番がありませんが、DXレンズでありながら、x1.2クロップでは、ほぼケラレがないので使えると思います。

前記事では、被写界深度の計算はセンサー画素ピッチの60μを許容錯乱円としましたが、その値では撮影が困難なので、今回はピント甘めかもしれませんが、許容錯乱円を150μとしました。

18mmレンズでF16、ピント位置は1.4mで被写界深度は前0.69m~後は、ほぼパンフォーカスとなりました。

設定はこんな感じ

基本は前回と同じ、被写体の配置のみが変わります。
広角のため、スペースにかなり余裕ができました。

出力結果はこんな感じ

さらにトリミングして完成

うん、手乗りらしくなってきました。

面白い撮影、またチャレンジできたらいいですね。




キセキアワセの手乗り撮影

久しぶりの更新です。

先日、中野マンガ・アートコートでのコスプレイベントにカメラマンとして参加しました。
コスプレ撮影は、それこそ10数年前に何度か行った以来のことで、総勢7名のアワセ撮影は初めて。でも、何とかなるさ!

実際やってみると、これがまた難しい。自分が普段撮っているポートレートは1対1、瞳にピントが合ってれば、鼻がボケたっていいと思っています。

人数が多くなると、そんなこと言ってられない。なるべく全員にピントを合せたい。普段と全然違うカメラ設定にかなりテンぱって撮っていました。

その反省も含め、机上でセッティングを考えてみました。

手乗り撮影

手乗り1



色々設定を変えたけど、全くだめでした。ロケーションは教室なので、都内中学校の標準サイズだと横7m×奥行き9m(但し壁芯)

条件としては。撮影データから、F2.8、SS=60、ISO200なので、露出値Ev=7.9
まあ、標準の明るさです。
条件2は、手前の赤司様から、奧の6人まで全てにピントが来てる事。


で、以下のセッティングに決めました。
CADにて作図しました。
手乗り4

焦点距離:24mm
絞り:F22
シャッター速度:SS=1/30
感度:ISO6400

感度がきつい時は、ISO3200でSS=1/15、ただし手振れ注意、手持ちはちょっときついかもです。


手乗り2
出力結果はこんな感じ、さらにトリミングで完成!

手乗り3

まだちょっと手のひらの上のバランスが大きいようです。もっと距離を取れる屋外に出るか、もっと広角レンズを使えば条件も楽になりますね。
自分は広角持ってないけど、あっ、トリミング前提なのでDXレンズ使うのもありかな?手持ちのシグマ18-35辺りなら行けそうな気がします。


まあ、実際の撮影現場では、またテンぱってしまうかもしれませんが、また機会があればリベンジしたいですね。

インスタントラーメンから学ぶ経済学

つくづく自分って、計画性がなく、衝動だけで生きてる人間だと思う。ちょっと欲しいなと思ったら、すぐに手を出すけど、結局飽きちゃったり、全く使うことができなかったり・・・。

最近だと、ボカロがそう。自分で曲作って、PCで歌わせる奴。そう、「初音ミク」が有名だよね。

自分で、主旋律ぐらいは楽譜書けるって思ってたけど、実際やってみると全然だめ。忘れてるのか、もともと出来なかったのか、とにかくどうして出来るって思い込んでいたかも不明。使って2日でギブアップ。


逆に買ってよかったのがこれ。



100円ショップで買ったラーメン鍋。中の線まで水を入れ、袋めんを入れたら、レンジでチン!7分間ではい出来上がり。



一緒に野菜やら、チャシューやらぶっこんどけば、お店もびっくり、「野菜たっぷりチャーシュー湯麺」の出来上がり!


えっ?普通に鍋で作ればいいんじゃない?って・・・。
私は稀代のなまけもの。普段は外食で、調理器具は電気ポットと電子レンジしか持ってないのだ~。

この鍋を買って以来、普段はカップ麺しか食わない(まあ、カップ麺もごくたま~にしか食わないけど)自分が、ほんと何年か(もしかして十数年)ぶりに袋めんを買いましたところ、ありゃ懐かしい、サッポロ一番。ああまだあるんだって。

これ、何年前からあるんだろ?って思い返してみても思いつかない。子供のころもすでにあって、これと、出前一丁が我が家の定番だったような気がする。


で、この袋めんの価格がなんと100円!自分の中のイメージだと50円ぐらいだったので、ちょっと高いなと思う。昔はいくらだったっけ?思い出せないけど、スーパーの特売で3袋100円だったっと思う。


で、100円の袋めんに、100円のカット野菜(普段は2回分ぐらいの量があるのだが、今回は正月のせいか売る切れてて、キャベツサラダを使用)に、100円の焼き豚でしめて315円(税込)で豊かな食事が出来ました。って?おいおい。

あれ?週3で行く、日高屋さんの中華そばは390円(税込)。しかも鍋洗うこともない。315円って決して安くないぞ・・・。

日高屋さんが安いのか、自分が高い買い物してるのかどうかわからないけど、結局自分はダメな人生を歩んでいるんだなって、たった一杯のラーメンで思い知らされました。

テレビに出てきて、コメントするたびに嫌な思いをしてた、うそつき代議士達の政党が倒れ、自民党(良いとは思わないけど)になったとたん、世の中良くなる兆しが表れ、それが庶民まで届くかわからないけど、今から60年前から40年前まで物価は恐らく20倍ぐらいにはなったけど、40年前から現在まで、袋めん1つ取ってみても、せいぜい価格は2倍ぐらい。こりゃ給料も上がらないわけだ。


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