春のちばんぽ イナゲ浜 「サボテンの花」と云う唄 | さんぽだいすきおじさん2号のブログ
ほんの小さな出来事に
アイは傷ついて
キミは部屋を
とびだした
真冬の空の下に
編みかけの手袋と
洗いかけの洗濯物
シャボンの泡がゆれていた
キミの香りがゆれてた
絶え間なくふりそそぐ
この雪のようにキミを
愛せばよかった
思い出
詰まった
この部屋を
僕もでてゆこう
キミが育てた
サボテンは
小さな花をつくった
春はもすぐそこまで
恋は今おわった
この長い冬が終わるまでに
なにかをさがして生きよう
つづく