この本を読んで、
「万引き家族」の最後の方の、
安藤サクラの顔が映し出されて
セリフを言っているシーンを
思い出した。

子どもをうんだからといって、
母親になれるわけではない。

そして、もうひとつ。
湊かなえの「母性」



当たり前のように、
結婚して、妊娠・出産して
親になる。


誰もが、
意図も簡単にこなしてるように
当然の事と、ぼんやりと思っていたことが、

とんでもなく、
想像を越えて
思い通りにならない未知な世界だと

思い知らされる。

ひとりひとりに、
物語がある。

こんなはずではなかった

こんなはずではなかった

こんなはずではなかった


テレビのドラマでは、
出産シーンのあと、
ほんの少ししたら、
2~3才の子どもになっている。

CMでは、かわいい赤ちゃんが
スヤスヤと眠っている。


理想とかけ離れた、
初めての「親」としての生活。
そして、
自分だけが取り残されていくような、
なにもかも、うまくできない事ばかりで、
途方にくれる。

「きらきらママになれるんよ」は、
きっと、
子育て真っ最中のお母さんが

大丈夫

という、あったかく強い気持ちを
信じることができる、
そんな一冊になると思う。

向き合い方が、心構えが、
ほんの少し整うだけでも、
親となっていくことを
喜んで過ごせれるんだなぁと、
教えてもらえる本でした。

お店に置いてます。
興味のある方は、
是非、手にとってみてくださいね。


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