3月に入ってから、
なんだか寒い日が増えた感じ。
この冬があったかかったから、
余計に、今の寒さはこたえる。

1年前の冬は寒すぎで、
お湯が出なくなったり、
池の水がずっと凍ってたり、
とにかく寒くて寒くて、
なので、
春の訪れがめちゃくちゃうれしかった。

この冬は、
ありがたいことに過ごしやすかった。

でも、そのぶん、
ぜいたくなことに、春の喜びが薄い。
そして、ほんのちょっとの寒さに
弱くなってる。



それでも、
ちらほらと咲きだした
かわいらしい花たちを見ると
季節が動いていることを
実感出来だしている。

おんなじように、
巡ってくるように思える時間。
太陽の通り道がかわりだして、
入り込んでくる光の位置が、
おんなじように、変わっていく。




そして、少しだけわかったことは、
おんなじことは
ただのひとつもないということ。


知っていることの繰り返しだと
信じていたいだけなのかもね。


確実に、変化の繰り返し。
変わっていくことに、
不安ではなく、面白さを
みつけていく心を育てていきたい。


きっと、小さい頃は
すべてがあたらしかった。
それを、からだいっぱいで
受け止めて、あじわってた。

変わることをこわがらないで
静かに面白がって、受け入れて

いつの間にか

いつも通りとなっていく日々を
作っていければそれでいい。

なにもかもが、大丈夫。

ちいさな春がやって来てるね。



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2階から、テラス席をみおろす。
いつもと少し違う視点で、
見慣れた場所をみると、なかなか面白い。

なにかあると、すぐに駆けつけてくれる。
暗い中、テラスの屋根のメンテナンス。
ありがたいことです。

ポイントを押さえるスピード感は、
仕事の信頼感と安心感が育っていく。

まわりのすごい人の立ち居振舞いをみて、
少しでも、学んでいきたいと思う日々。



ここ数日、
94才のお客様が続けて来てくれた。
毎回違う方と一緒に。

まだまだ、20年はこの店で頑張れるなぁ、
と、年齢の話になったとき、
わたしゃ、その頃はもう、死んどるわ。
と、笑い飛ばして楽しそうに話してくれる。

「死」にたいしての距離感が
日常の中に溶け込んでいる。

そしたら、
生まれ変わって、やって来てぇね。
と、冗談混じりでこたえた。

「終わり」を受け入れて
日々を繋げていく。

誰も彼も、やってくるおしまいが、
ずっとずっと、
みえない遠くの方でしかないものと、
勘違いしながら生きてるけど、

いつやってくるかなんて、
わからんもんね。

気持ち良く、出来ることを楽しんで、
挑戦していくことも楽しんで。

素敵な出逢いとたくさんの気付きに
感謝して、
大切な日常を、繋いで行こう🎵

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ちいさな鳥さん用に、と、
かごをぶら下げて、エサを入れてる。
今は、バラの実。
ご近所さんからいただいた。

ひよどりは、大きくてかごにのれない。
あきらめるかな、と思ってたら、

飛びながら食べてた。

これがまぁ、
だんだんと上手になっていく。
かごをゆらしたり、
なんか、色々工夫もしだした。

このまんまだと、
またひよどりに
全部食べられちゃいそうなので、
皮だけになった果物を、
新しいのにつけかえた。



優雅に、食べてたね。
あっという間になくなるな。

この冬は、あったかくて、
なかなか鳥たちが来なかった。
この光景は今の時期だけ。
春までの短い間、
せっせとえさやり、さぼらんとこ。

庭の方に吊るしたひまわりの種、
確実に減っていってるから、
ちっちゃいのが、食べにきよるね。

お客様に教えてもらって、
果物だけじゃなく、エサの種類もふえた。
鳥たちの、警戒しあいながらのやりとりが、
そのぶん、おもしろくなった。

窓の向こう側での世界を、
ゆっくり楽しませてもらいましょう。


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