イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんばんは。

 

慌ただしい師走。自分も仕事に嵌っています。例年、この時期は忙しくなるものですが、今年は来週の大阪遠征(12/23の大阪1日目参戦)休暇を控えて、そこで一定時間働けなくなる事も考慮して諸々前倒しで仕事を片付けておく必要があるのです。そんな時に限って、突発事項も相次ぎ、先週後半は帰宅してもずっと残業。今日も土曜日にも拘わらず、朝から仕事をしていました。休日に業務用PCを立ち上げると、しっかり記録が残り、後日総務セクションからの問い合わせに対応するのが面倒なのですが、背に腹は代えられません(事前に休日勤務申請を出せば問題ないのですが、これまた「本当に必要なのか?」「どうして休日に仕事をする必要が出たのか」等の説明が面倒極まりないため、未申請となりがち)。色々言われたら「だって、仕方ないでしょ。仕事が多すぎて終わらないんだから。納期に遅れて、お客さんに迷惑掛けて良いと思っているんですか?」と逆ギレしてやろうかと思っています。まあ、総務セクションも、「しっかり勤怠管理をすべし」という立場で色々うるさく言ってくる訳ですから、そこは配慮しないといけませんが…。

 

 

 

とは言え、ようやく一段落したので記事更新です。この週末もイコラブちゃんはメディア出演が相次ぎました。木曜日に日テレ「突破ファイル」にメンバー全員でVTR出演、金曜日には「それスノ」ことTBS「それSnow Manにやらせて下さい」に指原Pと共にメンバー5人が出演しました。私も仕事をしつつ、テレビ画面を横目に観ていました。いずれも「イコラブが出演」で説明が済むようになった事は感慨深いです。少し前ですと、「指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ、『イコラブ』こと『=LOVE』の皆さんです」くらいの説明が必要でしたが、今は「イコラブ」の4文字で事足りるのですから。

 

 

ガス爆発事故に「えみり」が巻き込まれ、メンバーの緊迫演技が続いた「突破ファイル」も見応えがありましたが、「それスノ」は予想を遥かに超える出演時間・露出状態であり、想像以上の反響でした。衣織さんがピンで出演した際などに同番組は観ていたのですが、そんな感じでところどころで出演し、イコラブのターンは30~45分程度で終わるのかなと考えていたところ、何と番組開始から約2時間半に渡って出ずっぱり。週末のゴールデンタイム、大人気の番組にこれだけ出たのは初めてであり、それだけに界隈外からも多くの反響が見られたのでした。私も結局仕事そっちのけでテレビを観てしまい、出演ターンが終わった後は反響の検索に勤しみました(苦笑)。色々な声が見られましたが、界隈外からの声の最大公約数として「イコラブって、こんな踊れるグループだったんだ」とダンススキルへの着目が真っ先に挙げられる状況です。

 

考えてみると、「とくベチュ、して」でイコラブを知った方にしてみれば、同曲のような甘々な世界観が先ず印象付けられる訳です。その前の「絶アイ」は甘々ではありませんが、さりとてダンスをガシガシ踊るような楽曲ではありませんよね。最新曲「ラブ襲」も然り。ここ最近の楽曲でイコラブを知った方にとって、「ここまで踊れるんだ」と新鮮な驚きがあったのは自然な事かと思います。過去の既存楽曲にそうした作品もありますが(CAMEO、呪って呪って等)、「グループ名だけは知っている」層には未知ですからね。

 

いつも申し上げている事ですが、「隠し武器の存在」をまたも感じる一件となりました。イコラブの強みの1つは積み重ねてきた歴史であり、そこで磨いたスキルと残してきた楽曲の多くは外に知られていないとなると、まだ「伸びしろ」があるのです。多くの驚きの声を噛み砕いて代弁すれば、「えっ、イコラブっていかにもアイドルな曲ばかり歌っていると思っていた。なのに、実はこんなダンススキルもあったの?」と言ったところでしょう。これが「もっと知りたい」との興味に繋がるのです。「とくベチュ」だけの「一発屋」だと、次のバズりを作らないと歩みが止まってしまうのですが、イコラブに関しては過去積み上げてきた財産が豊富にあります。1年遅れで「絶アイ」がフォーカスされているのは、その最たる例と言えましょう。

 

 

これはメンバー個々においても然りです。「それスノ」では、衣織さんときあらちゃんの2人が特に注目され、両者に言及する声が多く見られました。特にきあらちゃん。衣織さんは過去に同番組に出演実績がありますし、「ラヴィット」のシーズンレギュラーとしてSnow Manの「舘様」「さっくん」と共演してるので、「ダンスも上手い子」との認識が相応にあった模様です(それでも「ラヴィットの衣織ちゃんって、こんなに踊れるんだ」との声も散見されました)。一方、きあらちゃんはそこまでのメディア露出はなく、あのフワフワした雰囲気から高いダンススキルは認知されていなかった状態。それが高難易度のK-POPでもガシガシ踊るのですから、そりゃあ驚きますよね。単に上手く踊るだけでなく、審査のTAKAHIROさんも言及したとおり、「自分らしさ、アイドルらしさをしっかり取り入れている」印象でした。いつも現場や円盤できあらちゃんのパフォーマンスを観てきたつもりですが、そんな私でも「おおっ」と改めてスキルの高さを感じたくらいですから、お初の方の驚きたるやと言ったところです。

 

※「さっくん」のお墨付き

 

これも「隠し武器」なのです。メディア露出の多い、舞香ちゃん、衣織さん、みりにゃなどの魅力は外でも多くの方が認識しつつありますが、それに加えてこんな子もいたのかとなる訳です。まだ名前が認知されていないのか、画数の多い漢字が読みにくいのか「ツインテールの子」との表現が溢れていたのは、ある意味痛快でした。まあ、こちらにしてみれば「きあらちゃんの高スペックに、ようやくお気づきになりましたか」と言ったところで、更には「イコラブってまだまだメンバーがいるんですよ。それぞれの魅力に溢れた」と囁いてしまいたくなるものです。そう、まだイコラブには「隠し楽曲」「隠しメンバー」が控えており、それにリーチした時、更に多くの方が沼に引き込まれる事を確信しております。昨晩の「それスノ」を観て、「イコラブのコンサートに行きたくなった」との声も複数見られたほどです。

 

 

こうした番組に出るには、バックの力や一般的な知名度だけでは不足があります。相応のスキルが無いと番組に出ても恥を掻くだけですし、いくら知名度や人気があってもオファーがかからない可能性もあります。例えば「突破ファイル」では演技力が不可欠。特に今回はシリアスなシーンでしたので、大根演技では話になりません。そして「それスノ」です。ダンスバトルで、もう1方の出演者は高いスキルで定評のある「ルセラ」。どうしても比較される訳で、あまりに実力差がある状況では尻込みしてしまいますし、「グループ対抗戦」の形を取る番組側としても「大差がついてしまうと…」とオファーがかけられないのです。

 

 

今回、対抗戦には負けたものの、しっかりと「ルセラ」と張り合い、日本のアイドルらしさも独自の魅力としてしっかりPR出来たのは大きな収穫でした。「ルセラ」ファンからも、「Snow Man」ファンを始めとする他視聴者からも、イコラブのスキルに関して失笑の声は私の観る限り皆無でした。その事だけで凄いことであり、改めて「どこに出しても恥ずかしくない推しグループ」であることを感じました。

 

それでいてプロデューサー仕込みのバラエティー対応力も見せるイコラブ。「それスノ」では、ダンススキルと共に「お風呂が沸きました」の「萌え台詞」できあらちゃんが注目されました。そして、番組を盛り上げる熱いファン層。オファー側が求めるスキル、番組を円滑に進める対応力、それを外からサポートするファン。来る年もイコラブちゃんのメディア席巻が進みそうです。(終)

 

こんばんは。

 

昨日は幕張メッセで開催された「対面お話し会」に参加してきました。1~3部でしょこちゃん、瞳、舞香ちゃんと「ご対面」。本当はもっと多くのメンバーと「ご対面」したいのですが、最近は取れなくなってきましたよね。風が冷たく、太陽も出ない寒い1日でしたが(しかも1部始まり頃はどしゃ降りの雨)、ホール内は大勢のファンが詰めかけ、熱気に包まれていました。2部が始まる前は仲間たちとホール外に居ましたが、そこが寒くなって中に入ると体感温度は10度近く違うのではと思えたほどです。最後の3部は瞳と舞香ちゃんに行きましたが(舞香ちゃんは3部1枚のみ)、今年最後の「お話し会」と言うことで、年末のご挨拶。「本当に今年1年間は楽しかった。来年も宜しくね」とそれぞれ伝えたのですが、レーンに並んでいる際にその事を考えると、「本当に素晴らしい年だった…」と胸が熱くなり、涙が滲みそうに。涙目のオッサンが現れたらメンバーも驚くだろうと、すぐさま他の事を考えて、何とか事なきを得ました。来年も「対面お話し会」には積極的に参加したいと考えています。

 

 

さて、イコラブ中心に記事更新をしている当ブログですが、今回はノイミーを採り上げます。あるメンバーにフォーカスした記事が書きたいと思ったのです。そのメンバーとは「ももきゅん」こと櫻井ももちゃん。TBS「ラヴィット」に初出演するや凄まじい程の爪痕を残し、センターを務める最新シングルのカップリング曲「きゅんかわ人生」が大きな反響を呼ぶ等、今乗りに乗っている「ももきゅん」。「桃の星のお姫様」と言う振り切ったキャラクターが世間に響いた形ですが、単に「変わった子」だけでは片付けられない才能があり、更にはプロ意識の強さも折に触れて感じるので、今回採り上げたいと考えた次第です。

 

 

こういうキャラクターは、過去ですと「ゆうこりん」や「ももち」などが該当するかと思いますが、今は「その席」が空いていた形で、そこにももきゅんが入り込んだ状況です。このキャラで行くのであれば、照れがあってはダメで、とことんまで振り切って、どこまでも貫く事が大切です。また飽きられないように次の一手を考えていく地頭の良さも必要であり、それが無いとただの「痛い子」になってしまうのです。ももきゅんには、この要素が備わっていると思え、「ラヴィット」では期待以上の「打ち返し」でスタジオを瞬時に「ももきゅんワールド」に変えられる実力があるのです。

 

その「ラヴィット」で私が一番感服したのが、初出演時。イコノイジョイ3グループのYoutube番組で指原Pと共にMCを担当された山添さんもいた事から、同番組で「≠MEの宝」と言われたエピソードがももきゅんより語られます。「私、山添さんから『ノットイコールミーの宝』だって言われたんですよ」と自慢げに語るももきゅん。ここで実際に山添さんが発した「ノイミーの宝」ではなく、正式なグループ名を出すセンスには膝を打つ思いでした。

 

※テロップでは「≠ME」ですが、実際は「ノイミー」と語られています。

 

 

我々「内輪」では当たり前の「ノイミー」ですが、外の方にはグループ名と認識されない恐れがあります。フルでグループ名を語ることでかかる懸念を無くし、さらにはしっかりとグループをアピール出来るのです。こうしたところでも地頭の良さを感じるももきゅん。そしてもう1つ大きな「武器」がありますよね。

 

そう、歌唱力です。「ラヴィット」以前に「鬼レンチャン」に出演し、初出演にしてパーフェクトを達成した事も大きな話題となりました。あのキャラにして、あの歌唱力。これはもはや反則ですよ。「ラヴィット」でももきゅんを知った方ですと、まだ歌唱力に気付いていない可能性があります。そこであの歌唱力を知ったら…。「この子、一体何者?」と驚くでしょうね。強烈で濃いキャラ一本ですと、飽きられてしまう懸念がありますが、この意外性が彼女への興味に繋がる期待が持てます。素晴らしい歌声は飽きる事がありませんからね。ノイミーオーディション時のSR配信では顔出しして、カラオケで美声を披露していました。受験番号(60番)にちなんで「おけまるちゃん」と呼ばれていましたが、「おけまるちゃんの歌唱力凄いな」「ただ、さっしーは既に完成された子は避けがちだからどうなるかな…」等々、合格前から話題を集めていたのです。

 

 

このようにキャラと歌唱力の2つが大きな武器のももきゅんですが、プロ意識の高さでも知られています。今回、この記事を書くにあたり、紹介したい過去のエピソードがあります。2020年9月と結構前ですが、先ずは以下の「イコラブ@プレス」さんのまとめをお読み下さい。

 

 

ももきゅんはノイミー加入以前もアイドル活動をしていました。その時代のエピソードを芸人「よゐこ」濱口さんがラジオで語ったのです。所属グループのメンバーの脱退や休養で1人ぼっちになってしまったももきゅん。そんな状況でイベントが開催される事になり、濱口さんが「どうする?」と聞くと、「一人でもやります」と迷いなくステージに立ったと言うのです。そして「将来絶対有名になって両親に家を買ってあげたい」と中学生にして決意を語ったとの事。これだけで涙腺が弱いオッサンは泣けてきそうです。また、これは私の記憶ですが、「第三のグループ(ニアジョイ)」のオーディション開催発表に際しては、SR配信で「勇気を出して挑戦して欲しい」としつつも、「華やかな裏で大変な事も多い」「学校行事などのプライベートは犠牲にせざるを得ないので、その覚悟を」とアイドルの「現実」を語り、覚悟を促していたのでした。この時も「ももきゅんは真摯にアイドル活動に向き合っているんだな」と感心したものです。

 

それだけに2021年10月に休養のお知らせが入った時は驚きました。その直前には「イコノイフェス2021」があり、ももきゅんも元気な姿を見せ、イコラブとノイミーの歌姫トリオで「薄明光線」も披露していたと言うのに…。翌年3月には復帰し、変わらぬ歌声を聴いてホッとしたものですが、今思うと高いプロ意識でデビュー以来突っ走ってきた事で、疲れが一気に出てしまったのかも知れません。また「P.I.C.」「まほろばアスタリスク」等のカッコいい系要素が強まってきたノイミーの中で、自分のキャラをどう出していくべきか悩んだ可能性もあります。ともあれ、無事に復帰し、今に至るまで揺るぎない「ノイミーの歌姫」として活躍しています。昨日、幕張でのお話会後に仲間と飲んだのですが、その席で「最近のももきゅんは単に歌が上手いだけでなく、凄く気持ちが入った歌い方をしている」と評判になったものです。甘い楽曲ではとことん甘く、カッコいい系では勇ましく、そして聴かせる系ではたっぷりと気持ちを乗せて。そんな変幻自在ぶりで、グループを力強く牽引しているのです。

 

 

彼女からはイコラブへのリスペクトも感じます。前記のノイミーオーディション前のSR配信。他の候補者が48Gや坂道などの有名楽曲を歌う中、まだ知名度が絶望的に低く、持ち歌も少ないイコラブの「部活中」などを歌っていたのです。そしてノイミーとなった後も。昨年7月のツアー(やっと同じクラス)ファイナルの「横浜アリーナ」で、彼女はソロで「この空がトリガー」を披露したのです。それも仲良しで尊敬していると言うきあらちゃんの衣装を着て。私も配信でこの様子を観ていましたが、それは素晴らしく、この楽曲を繰り返し観たいがために円盤を買ったほどでした(複数枚持っていた仲間から廉価で譲ってもらったのですが苦笑)。高いスキルとプロ意識を持ちつつ、先輩へのリスペクトも忘れない。まさに完璧なアイドルなのです。

 

 

ももきゅんがノイミーブレイクのトリガーとなる可能性すら感じる昨今です。セールスやライブ動員力が飛躍的に伸びているノイミー。あとはキッカケだけです。昨年のイコラブがそうだったように、今は飛躍の下準備を着々と果たしていると言えましょう。その火付け役をももきゅんが果たすかも知れません。

 

かつて「将来絶対有名になる」と力強く語っていたというももきゅん。彼女なら諦める事はないでしょう。グループ全員でRisingする時が着々と近づいています。(終)

 

こんにちは。

 

来年4月の「ハマスタ」申し込み(FC先行)が始まりましたね!当然私は両日エントリーします。いつもの仲間も行く気満々で、早速連番調整に取り掛かっているところですが、今のイコラブですと「ハマスタ」と言えど、「まあ当たるでしょ」とは言えない状況です。これまで当たり前のように「4連番」で申し込みしていましたが、「分散した方が良いのでは?」等の作戦会議も行っています。何しろ「ハマスタ」の発表があった、先月の愛知公演のアンコール配信の同接が9万人で、現地に居て動画を観ていない自分のようなファンを加えると10万超えです。このうち3分の1が申し込みしても、それで埋まってしまうのですから…。ただ、満員のハマスタをメンバーに見せてあげたいので、是非皆さん積極的なご参加を。なお、今回は申し込み期間が短くなっていますので(締め切り12/17:来週水曜日)、気づいたら期限が過ぎていたとならないようにご留意を。

 


 

さて、今回は指原Pに関する話題です。先日、20周年を迎えたAKB48の公演が日本武道館で行われ、「あつゆう」(前田敦子、大島優子)をはじめとした全盛期の主要OGも参加した事が大きな話題となりました。指原Pも参加し、ステージを降りて時間が経っても、変わらぬ輝きを見せた模様です。

 

そして「結成20周年」である12月8日には、秋元Pと共に指原Pも他OGらと共に取材に応じ、この際に秋元Pが発した「ある言葉」が大きな話題となりました。

 

 

AKB48のシングル曲の作詞を指原Pに「依頼」したとのこと。「後継者」指名というタイトルは何とも刺激的ですが、指原Pが現役アイドル時代から、秋元Pが事ある毎に「俺の後は指原」と語っていた事はファンには有名な話です。初めはAKB48でも「非選抜」で目立たなかった指原Pですが、ブログの文才で秋元Pの目にとまった後、バラエティーでの当意即妙なコメント力でのし上がり、更にHKT48移籍後は「プレイングマネージャー」として後輩を纏め、「ライブのHKT」と言われるほどにコンサートを充実させるプロデュース力を見せつけたのでした。こうした才能の実証から、秋元Pが「後継者」として指原Pを捉えていたのは自然の流れでしょう。実は代アニが声優アイドルグループを立ち上げるにあたり、先ず声を掛けたのは秋元Pでしたが、「プロデュース力を観てみたい」と考えたのか、この話をまだ現役アイドルだった「弟子」に振って、「是非やってみたい」と指原Pが快諾したのも有名な話です。

 

 

レコ大の「作詩賞」受賞と言うタイミングもあり、サプライズ的に秋元Pは上記の「作詞依頼」に及んだと思われるのですが、「出来れば表題曲で」との第一報を聞いた時は「へえ~、良いんじゃない」と私は好意的に受け止めました。イコノイジョイファンにしてみれば、「こっちが疎かになってしまうのでは」との不安もよぎるでしょうが、長年「指ヲタ」をやってきた自分は「彼女がそんな事をする訳が無い」との揺るぎない信頼がありました。折に触れて彼女は「(麾下グループ)メンバーの人生を背負っている」と話しており、メンバーを大切にする姿勢を実践しています。むしろAKBの表題曲を指原莉乃が作詞となれば、大きな話題となり、その事で彼女の作詞力を多くの方が知るいい機会になるのではとの期待もあったのです。「他の作詞曲も聞きたい」とイコノイジョイに注目が集まる事に繋がるかも知れませんからね。

 

しかし、指原Pはイコノイジョイファンの「不安」を予測してか、間髪を入れず以下の発信をしました。

 

 

「プロデュース仕事は曲選びにものすんごく時間がかかって、そこが一番大変」とし、「書くことになったとしてもカップリング曲1曲のみ」と断言。そして「(自身の)スケジュールに何の変動もないので、心配なさらないで下さい」と結んでいます。この気配りはさすがですね。「あっ、表題じゃないのね…」と若干肩透かしを喰らった私ですが、よくよく考えると指原Pの作詞やプロデューススタイルは48グループとは相容れない部分が多く、これが落としどころだよなと思えました。前置きが長くなりましたが、これが今回の本題です。

 

指原Pのプロデューススタイルは、イコノイジョイ3グループとも「ひたすらな正攻法」にあると私は考えます。メディアや世間の注目を集めようと奇をてらうような事や、メンバーにストレスを掛けるような刺激策は決して取らず、「その時」「そのメンバー」にあった作品を供給し、それをしっかりパフォーマンス出来る実力を求める。時間は掛かりますが、それによって一時の流行りで終わらない「本物」を作る事が出来て、岩盤のファン層も築けるのです。その姿勢は一貫しており、ぶれなかった事で今年イコラブがブレイクを果たし、ノイミー、ニアジョイもしっかりと後を追って、それぞれのプレゼンスを着実に上げているのです。

 

 

だからこそ、メンバー数は一定の規模から増やさず、自分の目がしっかりと行き届く範囲に留める。そうしないと「その時」「そのメンバー」の見極めが出来ませんからね。指原Pは麾下グループとメンバーをしっかりウオッチしており、「ここぞ」のタイミングで作品供給を行ってきます。最近ですと、「ニアジョイ音頭」や「きゅんかわ人生」が象徴的ですね。前者はSNSでのファンの盛り上がり、後者は「鬼レンチャン」や「ラヴィット」等で急速に注目を集めている「ももきゅん」に目を付けたのは明らかです。「きゅんかわ人生」については、「絶対アイドル辞めないで」との対比もファンにとって興味深く、こうしたファン需要を正確に捉えた作品供給でグループの盛り上がりを演出しているのが、「指原プロデュース」の一面でもあります。

 

 

そうなると、人数が多く更には普段接していないからメンバーの実力や人となりを知らないAKB48への楽曲提供はやや無理があるのでしょう。秋元Pはその場のノリで「表題曲を」と言ったかも知れませんが、楽曲1つ1つを大切にする指原Pにしてみれば、それはAKB48にとっても「ミスマッチ」であり、あり得ないと内心思ったのではないでしょうか。ただ、その場で「やりません!」と言うのも場を白けさせますし、「師匠」秋元Pの顔を潰す結果にもなるので、そこではやる気を見せつつ、その後上記の「お気持ち表明」をしたと言うのが本件の流れと思われます。AKB48ですとスタッフも大所帯過ぎて、「機動力」が効かない事も懸念した可能性があります。上記の「ニアジョイ音頭」や「きゅんかわ人生」をタイムリーに供給するには、それを実現するスタッフの機動力も必要とされますが、それが難しいとなると、「指原プロデュース」の真髄が1つ崩れてしまうのです。それもあって、継続的な拘わりは避る事でしょう。

 

 

誤解無きように申し上げると、こうしたAKB48の「あり様」を否定するものではありません。大人数でしか出来ない演出や戦略もあり、結果として20年の長き歴史を繋いでいるのですから。「選抜総選挙」はメンバーもファンも疲弊する「刺激策」ではあったものの、AKB48の名を世間に広く知らしめた一面は無視出来ません。

 

ただ、じっくりと固定メンバーを育てあげ、目の行き届く規模と気心知れたスタッフによりファン需要に応じた機動力を大切にする「指原プロデュース」とは、ややミスマッチであり、不適合が目立つ結果になるのではと考えているのです。例えが難しいですが、攻撃力を第一とする野球チームに、守備を先ず優先する監督が就任するようなものでしょうか。攻撃と守備、どちらも野球にとって大切な要素であり、それだけに「ミスマッチ」が起きるとチームは崩壊してしまうのです。

 

 

今回の件、結果として「指原プロデュース」のスタイルを再確認し、それをイコノイジョイでしっかり実践している指原Pを改めて尊敬する出来事となりました。思えば私は幸せ者です。ひょんな事から知った「異端のアイドル」。それが次々に才能を発揮し、ついには「アイドルの頂点」に登り詰める時間を共有出来ました。ステージを降りた後も、魔法は掛かったままで、「イコラブ」という新たな夢と魔法を私に与えてくれたのです。

 

「次の一手」も、決して奇策ではないでしょう。それでも確実にファンを楽しませてくれ、グループの成長に資する「一手」である筈です。グループを推す上での安心感と信頼。これも「指原プロデュース」の大きな特徴なのです。(終)

 

こんばんは。

 

酒が大好きな私。ただし毎日飲んでいると身体に悪いので、3日に1日は「休肝日」を設けるように心掛けています。特に次の日に出社する場合は早朝に起きるので、前夜は呑まないケースが多いです(逆にテレワーク前夜は飲酒しがち)。今週はここまで月:出社、火:テレワーク、水:出社、木(本日):テレワークと交互だったので、それに合わせて、月夜:飲酒:火夜:断酒:水夜(昨晩):飲酒と来て、出社日を明日に控えた今晩は断酒予定です。昨晩は記事更新しようと思いきや、酒を呑むとついついイコラブちゃん映像(円盤やMV)を観たくなってしまい、結局キーボードを叩くことはございませんでした。年末も大活躍のイコラブちゃん。こちらの気分も盛り上がって、酔いつつ映像を観るのが至高の時間となっています。前記のとおり本日は断酒日ですので、昨晩書けなかった記事に取りかかろうと思いきや、今晩の「教えて、花便り」は「あんまい」(ゲスト:舞香ちゃん)と言うことでリアタイ不可避。現在、放送開始前の18:45ですが、何とかその後の時間で書き上げたいと考えています(追記:リアタイ後、しっかり書き終えました)。

 

さて、年末のこの時期、街はクリスマス・イルミネーションに彩られています。昨日、仕事で都内の某高級ホテルに行きましたが、エントランスロビーが豪華なオーナメントで溢れており「おおっ!」と圧倒されたものでした。まあ、クリスマスにときめく年齢でも無いのですが、こうした綺麗な街を観ると何だか心が躍ります。そんな季節にぴったりのイコラブ楽曲と言えば、「僕らの制服クリスマス」と「The 5th」。メンバーの現年代からすると、後者の「the 5th」が特に相応しい気が致しますが、この楽曲に対する想いが今回のテーマとなります。

 

 

「ザゴス」こと10thシングル表題曲「The 5th」。リリースは今を遡ること4年前の2021年12月で、当時は11人体制でした。11th「あの子コンプレックス」で表題センターが代わる前の楽曲でセンターは瞳。「大人すぎるワイン」「あの頃より大人になったし」そして「薬指リング」等のワードが散りばめられ、「コンビニケーキ」「冷めたチキン」と歌われた「僕クリ」から時が流れた「大人のクリスマスソング」であることを感じさせてくれました。同曲のMV公開に当たり、指原Pは「イコラブ10thシングル「The 5th」公開されました!テーマは「まだ付き合ってたんかーい」です。イコラブと冬は非常に相性がいいです!!!」と投稿し、「僕クリ」のアンサーソング的な位置づけを匂わせていました。

 

この「ザゴス」、クリスマスらしい華やかさに彩られる王道ソングであり、MV公開の初見から気に入った私ですが、ここに来て更にお気に入りソングとなりました。昨年まで、この季節はそれなりに聴いても、夏などは敢えて聴く事は少なかった印象。極めて季節性が強いのもありますが、いわゆる「湧き曲」ではありませんからね。同じく季節性は強いが超湧き曲である「夏祭り恋慕う」は、1年中聴いているのと対照的なのです。ただし、それは昨年までの話。今年は夏の暑い最中でも「ザゴス」をずっと聴いていました。

 

 

今年になって更に好きになったキッカケ。これは4月に公開された「イコラブ映画」の影響が大きいです。2024年9月に「Kアリーナ横浜」で開催された「7周年コンサート」を全編収めたライブ映画。私も3回観に行きましたが、全ての回で「ザゴス」に涙を流したのでした。同コンサートで「ザゴス」はワンハーフながら、ストリングスと生バンドの演奏をバックに披露されました。その様子は現地で直接観たものの、期間をおいて映画館の高スペックな音響で聴く「ザゴス」はそれは素晴らしく荘厳であり、しんみりするような楽曲では無いにも拘わらず、たまらなく泣ける結果に。ガッチリと噛み合った歌唱と演奏の豪華さに「ここまでのものを…」と感銘すると共に、同曲で連想する「辛い記憶」を思い出した事も作用したのかも知れません。

 

※このストリングスが最高なのです(7周年円盤再生画面を撮影)

 

「ザゴス」で連想する辛い記憶。同曲がリリースされた2021年末当時は、今年と違い年末の歌番組には1つも出演出来ない状態で、これにはファンも「まあそうだろうな」と諦めていたフシもあります。平場(ひらば)でも主要歌番組には全く縁が無かった状態ですからね。それはそれとして、動きが止まってしまった状態が何とも歯痒かったのです。この年の夏から秋にかけてはグループの加速を思わせる出来事がいくつもありました。7月、全部、内緒ツアーFINALを「横浜アリーナ」で開催。更に9月には初の「Mステ」出演と、幕張メッセイベントホールでの「4周年コンサート」。そして10月にはこれまた初の「コニファーフォレスト」(イコノイフェス2021)。当時はコロナ禍真っ最中でしたが、夏の暑さが終わると感染者数も減少し、このままコロナ騒動は終わるのではとの明るさも出てきた時期でした。そうした状況と相俟って、「これから冬に入って、更に加速していくのでは」との期待が高まりました。

 

ところが10月中旬の「イコノイフェス」が終わるや、早めの「冬眠」に入ってしまったかの如く動きが止まってしまったのです。ノイミーのツアーが始まった事もあってか、イコラブの動きが見られなくなってしまいました。「せっかく加速していけると思ったのに。ここで一気呵成に行かないと」と私も焦ったものでした。そんな中でリリースされた「ザゴス」。「こんな素晴らしい楽曲を、このシーズンに流すような仕掛けが欲しい。クリスマスが終わっては『鮮度』が落ちてしまう…」と更に焦燥は募ったのです。

 

 

そうこうしているうちに再びコロナの猛威が。「オミクロン」による感染者が急拡大。「このまま終わるのでは」との期待は裏切られ、またもコロナ自粛モードに入ってしまったのでした。ここに至り、「冬のイベントも」という望みは捨てざるを得なく、2021年夏~秋の勢いは断絶されてしまいました。そんな中ではありましたが、日テレの音楽番組「Music blood」に指原Pと共に出演し、「ザゴス」を披露する機会に恵まれた事も(2022年1月)。今ですと当たり前となりつつある地上波音楽番組の出演も、当時は極めて稀であり、これには界隈も狂喜したものでした。

 

 

そうした嬉しい出来事もありましたが、冬が終わってコロナ感染者数が徐々に減り始めても、コロナ制限モードは続き、2022年4月に始まった「君ってイコラブのこと好きじゃん」ツアーでも、声出し等の正常化は叶いませんでした。既に集客制限は無くなり、コンサート後の飲み会も復活しましたが、声出しだけは「最後のハードル」として制限が残ったまま。同ツアーで「ザゴス」はセトリ入りしていましたが、そこで目立ったのがフリコピ。サビの「小さいツリーに飾りつけをして」では、メンバーに合わせてペンライトを手元で左右に揺らす方が目立ちました。それはそれで可愛らしかったものの、「このまま永遠に声出し出来ないのでは」と暗澹たる思いにもなったのでした(「ザゴス」はコール曲ではありませんが)。メンバーの振り付けもファンの振りコピも可愛いだけに、そんな絶望がより際立ったのです。

 

あれから3年以上の時が流れ、コロナ渦は完全に終わり、アイドル現場も正常を取り戻しました。声出しも復活して、湧き曲にはコロナ前以上のコールが飛ぶようになりましたが、そうした中で「ザゴス」を聴く機会が減ってきました。季節性が強いですし、例年冬はイコラブにとってツアーの「オフシーズン」で、披露する機会が少なかったですからね。

 

 

そこで期待するのが、いよいよ再来週に迫った「8周年ツアー大阪公演」。12月23日、24日という「クリスマス真っ只中」の公演であり、ここまでセトリ入りしていない「ザゴス」の披露もあるのではと期待してしまうのです。私も1日目(23日)に参戦しますが、ここでのパフォーマンスがあったら、4月の映画同様に涙を流してしまいそうです。同曲の大団円感。特に大サビは幸せに溢れており、それを聞いて今年の大躍進に思いを馳せた時、「ああ、今年は本当に良い年だった」と感激の涙が抑えられない気がするのです。現在のところ、同公演の参戦が私の「2025年イコラブ現場納め」となりそうです。ここで「ザゴス」を聴いて幸せだった2025年を締め括りたい。辛い記憶が蘇りがちだった「ザゴス」は、今や幸せな年の締め曲に。是非ともセトリ入りお願いしますよ!幸いここに来て、「ザゴス」「僕クリ」のクリスマスソングが公式TikTokにアップされるようになり、いやが上にも期待が高まります。

 

大躍進の年末に聴く「ザゴス」。それは私にとっても、会場に詰めかけるファンにとっても、最高のクリスマスプレゼントになる事でしょう。

 

サンタクロース ハートを届けて…。(終)

 

こんにちは。

 

師走に入り関東も寒さが本格化してきました。まさに「冬はもうアクセルをグッと踏み込んでいる」状態。自分は電車の混雑が嫌いで(好きな人はいないでしょうが笑)、出社する際はまだラッシュが始まる前の朝5時台の早朝に自宅を出ているのですが、玄関のドアを開けて外気に触れる際にはちょっとした決心が必要なくらい。ダウンジャケット、耳が隠れる帽子、手袋の完全防備で、夜明け前の冷気の中、駅まで自転車を漕いでいます。まあ、それでも北海道や東北、日本海側の地域に比べると「暖かい」のでしょう。実際、真冬でもマイナス気温になる事は殆ど無いですからね。去年の今頃、仕事で金沢に行ったのですが、寒さの「質」が違うと思いました。身体の底から冷える感じで、これは今住む千葉では味わえないものだと感じたのです。ただ、今年末のイコラブちゃんはメディアにツアー公演に大活躍で、心の中は「ぬくぬく」で過ごせそうです。

 

※冬になって聴く「木漏れ日メゾフォルテ」も最高ですね

 

さて、先日に続き今回も「イコラブケンティー」です。FNS歌謡祭での「絶対アイドル辞めないで」コラボ披露から4日が経ちましたが、未だ反響の声が多く見られ、多くの方の心に深く刺さった事が窺えます。界隈内外から溢れる賞賛と感動の声。このコラボが少し前でしたら、前回記事で結果発表した「イコラブ流行語大賞2025」に、「イコラブケンティー」をノミネートさせたかも知れません。更には以下のようなネット記事まで掲載されるに至りました。

 

 

私も夜な夜なTverで「イコラブケンティー」を楽しんでいます。何回も観る中で、新しい気付きや思いが出て参りましたので、今回はそれを書きたいと思います。

 

 

「第一報」記事でケンティーこと中島健人さんが全力でやり切っている姿に感銘を受けたと書きました。リアタイした時は、カメラに向ける表情やイコラブメンバーとの流れるようなフォーメーションに先ず注目した訳ですが、上記のとおりTverで繰り返し観ると、ケンティーは後ろに下がっていく時や、イコラブメンバーが前面に出て歌唱している際も、隙の無い佇まいなのです。上手く表現出来ませんが、「抜かれていない」時でもアイドルを全うしており、楽曲の世界に没頭している印象。「プロだな」と思わずにいられません。それでいて自然。変にアピールせずとも存在感を発揮しつつ、「絶アイ」の世界観をしっかり表現してくれました。

 

※後ろに下がっていく姿にも「隙無し」のプロ

 

昨日りさちーのSR配信で「FNS裏話」にも触れ、ケンティーは事前に「絶アイ」をパフォーマンスする上でのポイントやコツなどをイコラブメンバーに対して聴いていたとの事。何という謙虚さでしょう。芸歴や知名度から言えば芸能人として断然「格上」のケンティーですが、だからと言って「コラボしてやる」などと奢った姿勢は微塵も無く、芸歴も年齢も下のイコラブメンバーに教えを乞うとは…。そう言えば昨日の「めざまし土曜日」で、イコラブメンバーと指原Pに対して、「アイドルして羽ばたいてどんな音楽も奏でて欲しい」との願いを込めて、羽のついたベルをクリスマスプレゼントとして贈ったエピソードが紹介されました。くうう…、ケンティー、どこまでイケメンなんだよ。

 

※「イコラブ@プレス」さんの写真お借りしました

 

同時に感じた高い「プロ意識」。「アイドルの小娘たちと適当にコラボしておくか」などという発想は、どんな時もプロのアイドルに徹するケンティーには浮かびもしないのでしょう。どんな場面、状況でも最高のものを届けるんだとの姿勢が常にあり、だからこそイコラブメンバーに「絶アイ」パフォーマンスのポイント等を聞いたのだと思います。繰り返し観ると、ターンのキレや、全く隙のない完璧な表情管理等、「プロの所業」も印象に残ります。

 

 

そうした裏での努力を感じさせないのも、またプロの所業。今回のコラボを「王子とお姫様たちの可憐なショーを観ているようだった」と評する声も多いです。緊張していたに違いないイコラブメンバーをエスコートするかのようにさり気なくリードするケンティー。ピンキー衣装に身を包んだイコラブちゃん達は、素敵なプリンセス。それは2分半(歌唱時間)の甘美な「舞踏会」だったのです。魔法のような時間であり、誰もが「魔法よ どうか解けないままで」と願わずにはいられない。ここで思い出したのが、ニアジョイ最初の合宿で、講師役の振付師「CRE8BOY」さんが語っていた言葉です。

 

※以下動画の14:25~

 

先ず「ステージ上にいる人はやりちぎってナンボなので」と、楽曲の世界観を正しく捉え、一切の恥じらいもなく全力でパフォーマンスする重要性を「アイドルの卵」たちに説きます。そして、「それを観たくて来ているのね、お客さんは…。私には出来ないパフォーマンスを観に来ていて、且つそれが凄いと言うのを観に来ている」と続けるのです。全くその通りなんですよね。我々は「プロの技」を観たいと現場などに足を運んでいるのです。アイドルだからパフォーマンス水準は問わないという時代ではありません。コンサートを観ている間は、魔法のような時間が味わえて、日常の嫌な事や辛い事も忘れられるのです。だからプロとしての技量を磨かなければならないし、常にアイドルである事を意識しなければならない。この事をケンティーはしっかり分かっているからこそ、テレビ画面越しであっても、魔法がかけられるのでしょう。

 

※プリンスケンティーと、「イコラブの姫」りさちー

 

イコラブメンバーにとっても、そうした「プロの姿勢」を目の当たりにして学ぶところは大きかったと思います。これまでの長い歴史の中で、イコラブちゃん達はしっかり技量を磨き、コンサートでは可憐にして大満足のパフォーマンスを見せてくれていますが、それでも「上には上がいる」事を認識出来ただけでも貴重な体験となりました。男女の別はあれど、アイドルに求められるものは同じ。それを高い水準で実践しているケンティーを観る事によって、「気付き」があったと思うのです。

 

これは大きいですよ。既に得たこれまでの経験や研鑽で今年大躍進を遂げたイコラブですが、そこに「+α」が加われば、今後も更に加速していける筈ですから。そこに至るレベルに達していた事は誇って良いでしょう。あの「ケンティー」を受け入れるには、こちらも高いレベルが求められます。技量が低い中に、「プロ中のプロ」を混ぜると、変に浮いてしまい、双方にとってデメリットしかありません。まだ学ぶ事は多いとは言え、「ケンティー」を自然に受け入れ、相乗効果で多くの視聴者に感銘を与えるレベルに達しているのが、今現在のイコラブでもあるのです。

 

 

2026年がもうそこまで来ています。来る年もイコラブちゃん達は走り続けるでしょう。ファンも増えて、コンサート会場も大きくなって…。そうなると更に上の技量が求められます。大きな会場だからこそ、席が遠くなるファンも増える訳で、そうした人々にも「魔法」を掛ける必要があるのですから。

 

その意味で今回のコラボは非常に意義あるものでした。目の当たりにした「プロ」のトップ技量。それをこの冬で自分のものと出来れば、4月の「横浜スタジアム」でも素敵な魔法の時間が流れることでしょう。(終)