卵巣嚢腫に限らず。の話なんですが。
このブログを訪れてくださった方で、お話する機会のある方が口をそろえて言う
病院選びの問題。
直接、お話した方には一部重複する話があると思いますが書いておきたいと思います。
前にも一部 書いておりますが(あわせてご覧ください)
かかった病院によって、ずいぶんと患者格差が生まれることがあるようです。
まず、第一関門。
婦人科という高いハードルを愉快に超えるか「大嫌い」トラウマを植えられるか。
私の場合は幸いに、すごく好感触でスタートしましたが。
とんでもなく、いやなスタートになる事もあります。
最初から大学病院に行く人は少ないと思いますので。まずは近場の産婦人科にかかると思います。
若い人の場合、これが人生初の婦人科検診の場合もあるでしょう。
まずここが大切。
先生と、ぶっちゃけた話ができないようでは手術への道筋がつきません。
ここで、手術には「腹腔鏡がある」とか「開腹の病院しか紹介できない」とかあると思います。
手術を受ける病院は、大病院で医師との密なやりとりは困難になる場合が多いと思いますので
不安を取り除いてくれるのは、個人病院にかかっている間だけだと思います。
ここで紹介状をもらって、手術してくれる病院に送られるケースが大多数だと思います。
まずは、ちゃんとお話できる医師でない場合は、とっとと切り捨ててはいかがでしょうか。
もちろん、婦人科というのは股を開いての内診があるので、見られる医師は1軒でも少なく
そして高い受診料・初診料が痛いですから
「なるべくここで」という思いはあるでしょうけれど
患者の負担、心情を察してくれない医師はお別れしましょう。
あと、医師には学閥という縛りがあって
自分の出身大学のルート、または提携医院の流れでしか紹介してくれません。
例えて言うなら
セブンイレブンに行ったらセブンアイドワイの流れにしかならず最終段階はヨーカドー。
サティに行こうが、ダイエーに行こうが、トップバリューの最終段階はイオン。
ローソンから、ヨーカドーにはつながらないんです。
わかったかな? この例え。
最初にかかった病院が、慶応出身だったら東大にはつながらない(ほぼです)って事です。
だから、ネット検索していて東大が良いみたいな記事を見つけても、あなたの病院次第では
東大にはつながらない。
東大に行きたければ、東大につながる病院を探すって事です。
※東大はあくまでもたとえです。
腹腔鏡を推奨しない最新技術の大病院もあるでしょう。
開腹だからって、遅れているわけでもありません。
また、腹腔鏡でも3穴1棒。4穴。など切り方に個性もありますし。
このブログのお客様の受けた開腹手術は、陰毛の中を小さく横切り。
毛が復活すれば、傷は隠れるというのもあります。
開腹と聞いて、ザバーッっとヘソ下からおしっこのでる手前まで切る想像をする必要はないようです。
余談ですが、私の病室仲間の筋腫の方はへそ下から恥骨までの切開でしたが
すごく元気で1週間で退院されました。
あと腹腔鏡の認定医制度というのがあって、ホームページなどで医師の名前を検索できたりしますが
私の手術した病院の場合。
確かに認定医はいましたが、婦人科にはいませんでした。
また麻酔の後、誰が執刀したかもわからず(ドクターいっぱいすぎ)、麻酔医と担当研修医とは
挨拶しましたが、誰が切ったのでしょう?
でも予後も、傷痕も満足しています。
だから私は腹腔鏡の認定医は、不動産屋の宅建免許や旅行会社の旅行管理者免許と
同じではないかと思っています。
全員が資格持ってるわけじゃないけど、みんなできる。
それよりも大切なのは「いくつこなしたか」ではないでしょうか。
ペーパードライバーでは意味がない。毎日やってるからこそ技術は上がる。
だから、手術実績をホームページで確認するのが良いと思います。
認定医が一人でも300人手術してれば必然的にうまくなりますよね。
医師の出身大学なんかは、ちょっとしたネット検索で出来ますから
調べてみてはいかがでしょうか。
ただし。これだけ調べても。病院によっては手術1年待ちなんてとこもあります。
何を優先するかって事も出てきます。
開腹だと来月できる。腹腔鏡だと来年。
こんなケースもあるでしょう。
チクチク痛みがあったり、生活に不便なほど腹が出ていたり。留学を控えていたり。
事情によっては、「早さ」を優先した方がいいと思います。
良い先生だったら、あっちこっち問い合わせしてくれると思います。
※かなり良い先生。
一番心配なのは茎捻転ですけど。
私の場合、初受診の前日までテニスしていましたし。ストレッチもやってました。
それでも13㎝まで何もありませんでした。
大切に妊婦生活をしていたら、あと半年ぐらい問題なく過ごせたかもしれません。
最も危険な大きさという6㎝を難なく経てきているんですよね。
病気が分かって「何に注意したらいいですか」という問いに
「下痢だけ注意してください」と言われました。
卵巣の向きを変えるのは外からの刺激というより、中での変化で
暴飲暴食なんかで胃が動いて卵巣をクルッって事を予防しろってことなんでしょう。
病気がわかったとたん、茎捻転て事もないでしょうし。
案外、半年待ちでもOKかもしれません。
あせってパニックにならないで、ゆっくり考えましょう。
妊娠出産を経験した友人や親せきに、病院を教えてもらうのもいいでしょう。
地元クリニックは入口ですからね。
多少、遠くても。早く手術してくれる良い病院を見つけたら新幹線に乗ってでもいきましょう。
入院はたったの1週間。
誰も来なくても大丈夫ですよ。手術の日だけ同行してもらえたら。
だから病院の選択肢はメチャメチャある。
あなたにとって最良の病院を見つけてくださいね。