※旧ブログ 2007/03/01の転載記事です。

松竹
エンジェル・スノー

1年ぐらい、RAMに寝かしてました。
そして、なぜか私の中で「これはジェットリー主演のアクション映画と思い込み。
見る機会を失ってました。

あるでしょ。バイオリズムでこーゆー作品が見たい日って。
ジェットリーを見たいときの私は、あまり精神状態がよくない時です。
脳が疲れていて、「励ましてっ!」って時。

最近、気持ちが下向きなんで。再生スイッチをオン。
エライコトやっちまいました。
かなりコアな韓国映画でした。

主演は『二重スパイ』のコソヨン。あと、『氷雨』の人。
第二のハンソッキュだそうです。確かに似いてる。
二人は結婚六年の働く夫婦。子供はナシ。
どうも夫の精子が少ないらしく、不妊に悩んでいます。
…というか。韓国人にとって、六年も子供ができないって差別されるぐらい
重大な問題なんでしょうね。日本人の想像を超えるんでしょう。

ネタバレね。

そんな二人が「ラストチャンス」と思って挑んだ不妊治療で妊娠!
二人は大喜び。
でも、すぐにどん底に落ちてしまいます。
ようやく宿った命は「無脳症」
母体から離れると、一切の指示系統を失ってしまうため栄養補給もできず。
死ぬのを待つしかない。
この世で与えられた時間はごくわずかだろうという診断。
医師は中絶をすすめますが、妻は納得できません。
そんな苦しみの中で、医師から夫になされた1つの提案。
臓器を他の赤ちゃんに移植すると言う事。
苦悩する夫。妻もそれを耳にしていました。
そして、出産。

赤ちゃんは「生」を受けた瞬間から、戦っています。苦しんでいます。
夫は必死に走って、出生届を提出します。
死後ではなく、家族として存在している瞬間の証に。

わが子を抱く事もできないまま、間もなく訪れる死の宣告。
妻は医師に言います。
「同意書をください」

わが子の生きる道を選択した夫婦は、新しい道へ向かって生きていこうとします。
そこにはエンジェルスノーが降っていました。

ねっ。重いでしょ。
でも、失恋した日に思い切り泣いたら元気になるのと同じで。
案外、元気になりました。
楽しくはなってないけど。
『インファナルアフェア』みたいな潜入モノは疲れてしまうのと。
厳しい目で見てしまうのでね。特に今は(米アカデミー委員のウスノロめっ)

今日は、何を見ましょうか。
今日こそ、思い切りバカな香港の気分なんですけどね。