※旧ブログ 2006/5/8の転載記事です。

真夜中の弥次さん喜多さんは、2005年4月2日に公開された日本映画。宮藤官九郎初映画監督作品。

角川エンタテインメント
真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション


よい意味で壊れている映画でした(笑)
宮藤官九郎の知名度が、ここまで来たからこそ通った企画で。
長瀬智也、中村七之助をはじめとするキャストとの力が、同時期に爆発できた。
奇跡の作品です。

好きか嫌いかは別として…。

テレビでは出来ないだろうし。Vシネよりは金がかかってる。
舞台では少々実現不可能。映画というフィールドでのみ命が与えられる内容です。
ギャグ満載で、話メチャクチャ。

よく似た映画に『てなもんやコネクション』というのがありました。
これも、キャストすごいメチャクチャな話でした。

ぜひ、見比べていただきたいです。

話を弥次さん喜多さんに戻します。
要所、要所に出てくる「くすぐり」や、すっごいキャストを見つけるのは楽しかったし。
退屈はしませんでした。
また七之助という、歌舞伎の御曹司の持っている演劇の底力も見せ付けられました。

心を動かされるほどの力を持っているものだけを、「映画」と呼んでよいという定義が
あるのだとしたら、この作品は漫画です。

これを映画だと言ったら黒澤明は激怒すると思います。
でも、この作品を見て、世界の黒澤もクスッと笑うのではないか…と思いました。

そんな映画です★★★☆☆。保存の必要なし。しかし1回見る価値あり。