旧福嶋屋は江戸時代、勝沼でお嫁さんが寺子屋を開いて、
慶応二年(1866年)には子供が100人くらいだったと記録されている。
お嫁さんは明治元年に没。
その後…
明治十二年(1879年)には、キリスト教の講義所になっている。
新築した教会も近くだったからか…
明治十二年の讃美歌や、
勝沼基督教少年會規約などが確認できた。
海外の方に教わったのが
『聖會準繩』という古本が土蔵にあり、
それは「当時の中国人がもし教会を設立するなら、どんな事項を注意すべきか」という内容。
日本のプロテスタント黎明期、漢文を読みながら教会設立に励んでいたのだろう。
何かを教えることは共通しているけど、
寺子屋から講義所になったのは興味深い。
ワンコの後ろ姿…
哀愁。
★土蔵メモ
混雑避けて、ランダムに土蔵へ出現中。
耐震改修姿。
土蔵について、連絡先は
PC用の土蔵サイト「ぼろくら」へ。
TOPにメアドがあります。
土蔵の土地や駐車場は私有地です。
放火を含め、勝手に利用されていた過去があり
警告看板などで、
許可のない立ち入りを禁止しています。
問題のあった土地なので、ご理解下さい。
土地を使用したい場合は、必ず使用前に
管理会社(土地に看板有り)へご連絡下さい。
☆旧福嶋屋土蔵ってなんだ?という方、
かつて山梨県
甲州街道勝沼宿にあった
薬局の土蔵です。
明治27年(1894年)築。
なかなか大きい木造三階建。
☆土壁復活!!※動画音量注意※
2017年、もう無理だって状態の土壁を助けていただきました!
塗り壁隊や他県の職人さん、
山梨の工務店、社長や現場監督まで土壁塗って下さいました。
ありがとうございます!!
多くの人(海外の方まで)に作業していただけて、
土蔵も喜んでいると思います。