ふむふむ


と言う訳で、銀雨TRPGるるぶ購入しました。

んで早速1本ネタ出し。



■【戯れなる語り部】忘れ去られたドールマスター OPっぽいもの




 狭霧恭介は、今日も鍵付きのノートへとペンを走らせていた。時に手を止め、宙に視線を投げ、視線をノートに戻して手を動かす。ゆったりと流れる時、そして窓から入る暖かな陽光の中で、彼は只管にそれを繰り返していた。


 年は、14か15くらいといったところか。上下共にゆったりとした衣服に包んだ身体は華奢で、色は白い。傍らに置かれた机を始めとしたアンティーク調の家具達、そしてあちらこちらに散りばめられた分厚い物語集。その中に佇む姿は絵になっていると言えるが、何処か浮世離れした不思議な印象をも醸し出していた。


 ふう、と小さく息を吐いて、ノートからペンを離す。それに合わせたかの様に、背後で扉が開く音がした。


「やあ、更科。丁度良い所に来てくれたね。ちょっと見て欲しいものがあるんだ」


 怜悧さを感じさせる恭介の顔に笑みが滲む。後方に向けられた視線の先に居たのは、更科と呼ばれた執事服姿の青年だった。彼は笑みを一瞥すると、ノートを覗き込む様に恭介に歩み寄った。


「……今度は何を書いているんだ、恭介」


「”忘れ去られたドールマスター”」


 恭介がノートへと目を落とす。そのまま、背後の更科に向けて紙の束を差し出した。更科は促されるままにそれを受け取った。新聞のスクラップが数枚。いずれもつい最近の日付のものだ。目を通し終えたところで、ひとつ溜息を吐く。軽く肩を竦めると、彼はそれを机に伏せた。


「何が視えた?」


 更科の問いに、恭介が唇の端を吊り上げた。ノートを閉じてペンと共に机に置き、椅子の上で膝を抱える。


「愚かな男は死して願いを叶え、理想郷へと辿り着いた。其処に足を踏み入れた”害虫”は哀れ手足を捥がれ――」


 スクラップの束を細い指先で弄びながら、何処か歌うような口調で言葉を紡ぐ。その様子を見詰める更科が、眉間の皺を深くした。


「……『全員』そいつに殺られた、か」


「どうやら、彼等はその男にとって『敵』ばかりだったようだ。まあ、あまり関係ないのに巻き込まれちゃった人も居るみたいだけど。――ねぇ、なかなか面白いストーリーだと思わないかい?」


 猫の様な目を愉悦に細め、上目遣い気味に更科を見詰める。更科は呆れた様に肩を竦めた。


「相変わらず悪趣味だな、お前」


「ふふ、趣味が仕事と言うのは良いものだよね」


 再びノートを手に取る。ぱらぱらと捲られたページには、いくつもの物語がびっしりと書き込まれていた。その全てが、現実に起こった『絵空事』。愛おしげな笑みを浮かべると、恭介はノートを抱きしめる様にして胸に抱えた。


「勿論、仕事を忘れはしないさ。……それじゃ、手配を頼むよ」


「ああ」


 気の無い返事をすると、更科は部屋を出て行った。その後姿が扉の向こうに消えると、恭介はペンを取った。


「さて……今回は一体どんな結末になるかな?」


 人知れずくすくすと笑う。ノートを開くと、彼は来るべき物語に向けてペンを動かした。



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思い付きだと文が纏まりませんね(´・ω・`)

取りあえず参加予定のギワ・ヒゲ・天狗様はキャラを考えておくといいよ?


因みに、初プレイという事で変な謎解きとか一切無しです。てかGMがまだルールを良く(ry