ベートーヴェンの幸せな時間 | クロイタンスEMのブログ

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最近、ベートーヴェンの「田園」をよく聴く
というより、自然に聴いてしまう。
以前はこんなに愛着を感じたことはなかった。
今、この曲を聴くと心から幸せな気分になる。


かつてウィーンの森を訪れた (cf.「ウィーンの森」)。
小川に沿ったBeethovengang (ベートヴェンの小道) をゆっくり上っていった。
やがて散歩中に佇む彼の立像に出会った。


第2楽章「小川のほとりで」を聴いていると
そんな景色が思い浮かんだ。
そのとき、ふと思った。

この楽章を構想し、書いていたとき
彼はもっとも幸せな時間を過ごしたのではないか。
それは同時に「運命」を書いた過酷な時期でもあったけど。


「自然」のなかに
生きる悦びを見出したとき
慣れ親しんだ景色のどれもこれもが

新鮮な驚きと感動をともなって
彼の前に新たな姿を見せたのではないか。
無邪気にその幸せを享受しているかようだ。