免税店で買い込んだコスメやら、土産やら、その他もろもろをホテルに放り込み、私達はナイトクラブへ行くべく颯爽と外へ出た。
ビデオカメラを持って行きたかったけど、万が一に取り上げられたらと考えると気が気じゃない。ラスベガスとは違い、韓国ではきっとセキュリティが厳しいだろうと、私は思った。
私達は出来るだけ少ない装備、小さなバッグで出掛けた。
私達が向かったナイトクラブはM2と言って、韓国で一番
賑わっているクラブらしい。
これからナイトクラブへ行きまーす(*^o^*)
と、浮かれながらipod touchで動画を取り、私達は弘大(ホンデ)へ向かった。
これが彼女達の最後の画像だった…
なんて事にならないように…と願いながら…
異国の地では何があるかわかりません。たとえ浮かれようと、根底では気をつけなければならないのです。
と、きっと私はこの時そう考えていたのだろう。覚えてないけど、そうに違いない。
地下鉄弘大に着いた私達。
着いたその地は若者で賑わっていた。ここはナイトクラブやら若者向けの服屋やらが立ち並ぶヤングな街のようだ。
韓国の洋服は気に入るものが無かったけど、きっとここでは気に入る物が見つかりそう。
この時は店が閉まってて入れなかったけどね。
地図を見ながら進んでいくと、案外すんなり見つけたM2。
さあ、韓国のナイトクラブはどんなんでしょ。
韓国一っていうからには流行りの曲とかかかってるのかな?東方神起しか知らないけど…
流行りの洋楽がかかってたらいいな。
ドキドキワクワクしながら入店する私達であった…
中に入ると、昼間の交番が如くピリッとした空気の受付だった。
こんな所だから当たり前かもしれないけど、愛想が無く、こわい…
パスポートを見せ、入場料を払い、中に入ると、最初にクロークで荷物を預けろと誘導された。
どうやら撮影禁止らしく、カメラも預けなければならないらしい。ビデオカメラ持って来ないで良かった良かった。
荷物やらコートやら、預けていると、二人いたクロークの従業員の内、一人が話しかけてきた。
「君たち日本のどこから来たの?(・∀・)」
片言の日本語。
さすが有名なナイトクラブにもなると、日本語をしゃべれる従業員が当たり前にいるんだなあ。
「名古屋から…(゚◇゚ )」
と、答えると、
「中日ドラゴンジュ~(^ε^)」
と、その従業員は陽気に反応した。
う~ん、受付が怖かっただけに、和む…
と、思ったら、隣で荷物を回収していた従業員が「はやく、はやく(`Δ´)」と、冷たい表情&声で急かす。
なんなんだよ、もう。後ろに客など1人もいないじゃないか…
鞄も預けろと言われ、手持ちが携帯とお金だけになった私達は階段をくだり地下へ。
ホールに出ると、中は意外と小さい。作り的にはライブハウスのようだ。
私はホールに入って驚愕した。
曲が…曲が………つまらない…
曲というか、リズムのみなのだ。
ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ
の繰り返し。
たまにタタタタタタタタタと、上がり目になるが、そこからまたズンチャ、ズンチャ…
しばらく聞いててもずっとそうだったので、
「やだこんなの、出る。」
と、いいだす私に、
「まあまあ、せっかく入場料払ったんだから、もっといようよ(;´Д`)ノ」
と、ローズがなだめた。
とりあえず受付で渡されたドリンクチケットを使うべく、カウンターへ向かった。
チケットで飲めるドリンクは値段的に限られており、それ以上の値段のドリンクを頼みたかったら余分にお金を払わなきゃいけないらしい。
追加してカルアミルクを頼めば良かったものの、システムがよく理解していなかった私は、飲めもしないビールを頼み、飲んでいた。
ローズはちゃんとお金を払い、何かカクテルをのんでいる。やるな… (゜д゜)
飲みながらしばらくダンスホールを眺めているが、5,6人しか踊っとらん。
流石にその少ない人数の中に入って踊る事は出来なかった… リズムのみだし…
よく見ていると、ダンスホールにいるのに踊らずに棒立ちの人がいる…
なんだろう…あの人は…
何しに来たんだろう?
と、思わずにはいられないほどの不自然な光景だった。
シャイでなかなか踊り出せないのかな?にしてはダンスホールに行く勇気はあるのね。
などといろいろ勝手に想像していたのだけども、じつはその人は私服従業員で、違反者がいないか目を光らしていたんだという事は後に知る事になる。
っていうか、後に私がその人に注意される事になるんだけどね。ははっ
座っていると、日本人男性が声を掛けて来た。韓国に来てるのに日本人とは。。。まあいいけど。
そして、なんだかんだで、テキーラを飲まされる。
結構飲ませて来る。
さては女を酔わせてあれだな…。
ローズがテキーラは飲めないと断ると、私が飲む事になった。大丈夫か私。
そんな事をしていると、時間が11時を回ったくらいにだんだんダンスホールが賑わってきた。
なので、ちょっくらダンスをする事にした。
曲は先ほどから残念でならないのだが、リズムのみが単調に続くのが繰り返し繰り返し…
非常に残念だけど、踊った。
ステージの手前くらいで踊っていると、ニヤニヤしながら踊っている韓国人が現れた。
いや、ニヤニヤしているのか、酔っ払っているのか、ただ単にニヤニヤ顔なのか…
とにかく、私達は彼に注目した。
彼のダンスは独特だ。
人のダンスをどうこう言えるダンスセンスは持ち合わせてはいない私だけど、しかし。
彼のダンスは独特だ。
半年以上たった今では彼のダンスを覚えてはいないのだけど、一つだけ、彼流のダンスを紹介すると、 両手の人差し指を上に立てて、そのままてっぺんにゆっくり上げるといった古風なダンスだった。
面白かったから真似して踊っていた私だった。
そんなニヤニヤマイペースな彼だったが、ローズが
「ステージで踊ってきなよ(・∀・)」
といった感じに(言葉で言った訳ではなく)踊っている彼の手を引き、ステージ上に導こうとすると、その瞬間から彼のマイペースは一転した。
イヤだイヤだと慌て出し、狼狽という文字がぴったしが如く、断固否定した。
ステージでは誰も踊っていなかったのだ。
それでもしつこくローズが進めると、
「じゃあお前が行って来いよ(°Д°)」
と言わんばかりにステージにローズを押し出す仕草を見せた。
するとすかさずローズはステージに上がり出し、踊ってみせたので、彼は仕方なくローズとステージで踊るハメになった。
そんな一部始終を楽しんでいた私。私だってステージじゃ踊れません。
その直後から彼の姿は見られなくなり、代わりにテキーラ飲ませて来た男達が現れた。
しばらく踊っていたのだけど、疲れてバーカウンターへもどる私達。
相変わらずテキーラを飲ませられるのだが、テキーラまずいので、カルアミルクで口直ししていた私。
そして座ったらもう立上がれなくなっていた。いや、立上がりたくなくなってきた。
なぜかって?
1.旅も最終日なので疲れがたまっている。
2.曲が一定の同じリズムのみでつまらない。
3.バーテンがウォン・ビンに似ていた。
いや、ウォン・ビンのファンじゃないんだけど、男前だったし…。
ってかせめて韓国の流行の曲でもさ、知らないけどさ、かけて欲しかったさ。
リズムのみって…。何を楽しみに踊ったらいいのさ。
私が踊りたがらないので、ローズは1人で踊るべく、人混みの中に消えていった。
そんな人混みをボーと眺めながらカルアミルクを飲んでいた私…。
これも、思い出になっていくんだろうなあ…なんて思いながら…。
そんな人混みの向こうでローズが伝説を作っている事もつゆ知らず、
テキーラ&カルアミルクをひたすら飲んでいるのにも関わらず、まったく酔わないという己の隠された潜在能力に驚愕していた私であった…。
ビデオカメラを持って行きたかったけど、万が一に取り上げられたらと考えると気が気じゃない。ラスベガスとは違い、韓国ではきっとセキュリティが厳しいだろうと、私は思った。
私達は出来るだけ少ない装備、小さなバッグで出掛けた。
私達が向かったナイトクラブはM2と言って、韓国で一番
賑わっているクラブらしい。 これからナイトクラブへ行きまーす(*^o^*)
と、浮かれながらipod touchで動画を取り、私達は弘大(ホンデ)へ向かった。
これが彼女達の最後の画像だった…
なんて事にならないように…と願いながら…
異国の地では何があるかわかりません。たとえ浮かれようと、根底では気をつけなければならないのです。
と、きっと私はこの時そう考えていたのだろう。覚えてないけど、そうに違いない。
地下鉄弘大に着いた私達。
着いたその地は若者で賑わっていた。ここはナイトクラブやら若者向けの服屋やらが立ち並ぶヤングな街のようだ。
韓国の洋服は気に入るものが無かったけど、きっとここでは気に入る物が見つかりそう。
この時は店が閉まってて入れなかったけどね。
地図を見ながら進んでいくと、案外すんなり見つけたM2。
さあ、韓国のナイトクラブはどんなんでしょ。
韓国一っていうからには流行りの曲とかかかってるのかな?東方神起しか知らないけど…
流行りの洋楽がかかってたらいいな。
ドキドキワクワクしながら入店する私達であった…
中に入ると、昼間の交番が如くピリッとした空気の受付だった。
こんな所だから当たり前かもしれないけど、愛想が無く、こわい…
パスポートを見せ、入場料を払い、中に入ると、最初にクロークで荷物を預けろと誘導された。
どうやら撮影禁止らしく、カメラも預けなければならないらしい。ビデオカメラ持って来ないで良かった良かった。
荷物やらコートやら、預けていると、二人いたクロークの従業員の内、一人が話しかけてきた。
「君たち日本のどこから来たの?(・∀・)」
片言の日本語。
さすが有名なナイトクラブにもなると、日本語をしゃべれる従業員が当たり前にいるんだなあ。
「名古屋から…(゚◇゚ )」
と、答えると、
「中日ドラゴンジュ~(^ε^)」
と、その従業員は陽気に反応した。
う~ん、受付が怖かっただけに、和む…
と、思ったら、隣で荷物を回収していた従業員が「はやく、はやく(`Δ´)」と、冷たい表情&声で急かす。
なんなんだよ、もう。後ろに客など1人もいないじゃないか…
鞄も預けろと言われ、手持ちが携帯とお金だけになった私達は階段をくだり地下へ。
ホールに出ると、中は意外と小さい。作り的にはライブハウスのようだ。
私はホールに入って驚愕した。
曲が…曲が………つまらない…
曲というか、リズムのみなのだ。
ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ
の繰り返し。
たまにタタタタタタタタタと、上がり目になるが、そこからまたズンチャ、ズンチャ…
しばらく聞いててもずっとそうだったので、
「やだこんなの、出る。」
と、いいだす私に、
「まあまあ、せっかく入場料払ったんだから、もっといようよ(;´Д`)ノ」
と、ローズがなだめた。
とりあえず受付で渡されたドリンクチケットを使うべく、カウンターへ向かった。
チケットで飲めるドリンクは値段的に限られており、それ以上の値段のドリンクを頼みたかったら余分にお金を払わなきゃいけないらしい。
追加してカルアミルクを頼めば良かったものの、システムがよく理解していなかった私は、飲めもしないビールを頼み、飲んでいた。
ローズはちゃんとお金を払い、何かカクテルをのんでいる。やるな… (゜д゜)
飲みながらしばらくダンスホールを眺めているが、5,6人しか踊っとらん。
流石にその少ない人数の中に入って踊る事は出来なかった… リズムのみだし…
よく見ていると、ダンスホールにいるのに踊らずに棒立ちの人がいる…
なんだろう…あの人は…
何しに来たんだろう?
と、思わずにはいられないほどの不自然な光景だった。
シャイでなかなか踊り出せないのかな?にしてはダンスホールに行く勇気はあるのね。
などといろいろ勝手に想像していたのだけども、じつはその人は私服従業員で、違反者がいないか目を光らしていたんだという事は後に知る事になる。
っていうか、後に私がその人に注意される事になるんだけどね。ははっ
座っていると、日本人男性が声を掛けて来た。韓国に来てるのに日本人とは。。。まあいいけど。
そして、なんだかんだで、テキーラを飲まされる。
結構飲ませて来る。
さては女を酔わせてあれだな…。
ローズがテキーラは飲めないと断ると、私が飲む事になった。大丈夫か私。
そんな事をしていると、時間が11時を回ったくらいにだんだんダンスホールが賑わってきた。
なので、ちょっくらダンスをする事にした。
曲は先ほどから残念でならないのだが、リズムのみが単調に続くのが繰り返し繰り返し…
非常に残念だけど、踊った。
ステージの手前くらいで踊っていると、ニヤニヤしながら踊っている韓国人が現れた。
いや、ニヤニヤしているのか、酔っ払っているのか、ただ単にニヤニヤ顔なのか…
とにかく、私達は彼に注目した。
彼のダンスは独特だ。
人のダンスをどうこう言えるダンスセンスは持ち合わせてはいない私だけど、しかし。
彼のダンスは独特だ。
半年以上たった今では彼のダンスを覚えてはいないのだけど、一つだけ、彼流のダンスを紹介すると、 両手の人差し指を上に立てて、そのままてっぺんにゆっくり上げるといった古風なダンスだった。
面白かったから真似して踊っていた私だった。
そんなニヤニヤマイペースな彼だったが、ローズが
「ステージで踊ってきなよ(・∀・)」
といった感じに(言葉で言った訳ではなく)踊っている彼の手を引き、ステージ上に導こうとすると、その瞬間から彼のマイペースは一転した。
イヤだイヤだと慌て出し、狼狽という文字がぴったしが如く、断固否定した。
ステージでは誰も踊っていなかったのだ。
それでもしつこくローズが進めると、
「じゃあお前が行って来いよ(°Д°)」
と言わんばかりにステージにローズを押し出す仕草を見せた。
するとすかさずローズはステージに上がり出し、踊ってみせたので、彼は仕方なくローズとステージで踊るハメになった。
そんな一部始終を楽しんでいた私。私だってステージじゃ踊れません。
その直後から彼の姿は見られなくなり、代わりにテキーラ飲ませて来た男達が現れた。
しばらく踊っていたのだけど、疲れてバーカウンターへもどる私達。
相変わらずテキーラを飲ませられるのだが、テキーラまずいので、カルアミルクで口直ししていた私。
そして座ったらもう立上がれなくなっていた。いや、立上がりたくなくなってきた。
なぜかって?
1.旅も最終日なので疲れがたまっている。
2.曲が一定の同じリズムのみでつまらない。
3.バーテンがウォン・ビンに似ていた。
いや、ウォン・ビンのファンじゃないんだけど、男前だったし…。
ってかせめて韓国の流行の曲でもさ、知らないけどさ、かけて欲しかったさ。
リズムのみって…。何を楽しみに踊ったらいいのさ。
私が踊りたがらないので、ローズは1人で踊るべく、人混みの中に消えていった。
そんな人混みをボーと眺めながらカルアミルクを飲んでいた私…。
これも、思い出になっていくんだろうなあ…なんて思いながら…。
そんな人混みの向こうでローズが伝説を作っている事もつゆ知らず、
テキーラ&カルアミルクをひたすら飲んでいるのにも関わらず、まったく酔わないという己の隠された潜在能力に驚愕していた私であった…。